西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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「マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール研究」7/19 3pm

2014年07月06日 | 文学一般 海外


「女性作家を読む研究会」では、来る7月19日(土)の午後三時より下記の通り研究会を開催いたします。12日の会員発表会とともに是非ご参加下さいますよう、お知らせ申し上げます。
 研究会の後、夕食会も予定しております。参加される方は、お手数ですが15日(火)までに、夕食会の参加も含めお返事を西尾宛にご連絡下さいますようお願いいたします。
 

      第32回「女性作家を読む」研究会7月19日(土)

日時:7月19日(土)3pmー5pm
場所:跡見学園女子大学文京キャンパス 1号館3階小会議室
   地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅徒歩2分
   http://www.atomi.ac.jp/univ/about/campus/access.html

発表:岡部杏子(早稲田大学)
題目:「マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール研究 - 1830年代の状況詩を中心に -」
発表要旨:
 本発表の目的は、19世紀前半から中葉のフランスで活動した女性詩人マルスリーヌ=デボルド=ヴァルモール(1756-1859)の生涯と作品を概観し、その特徴を明らかにすることである。発表の構成は以下のとおりである。まず、デボルド=ヴァルモールの生涯および執筆活動を簡潔に紹介する。次に、古典的な先行研究に基づいて、恋愛・母性愛といった女性らしい主題の歌い手という、デボルド=ヴァルモールに付与される典型的なイメージを確認する。そして最後に、最新の研究動向を踏まえつつ、デボルド=ヴァルモールの韻文詩を読解・分析する。それによって、これまでの典型的な詩人像とは異なる
側面、すなわち社会に参与する女性文学者という新たな側面を提示したい。


西尾治子
coquelicot_hj2004@yahoo.co.jp
http://blog.goo.ne.jp/csophie2005/e/be2c9ddf333265aafc889aff3bc1348a





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