森友問題や加計問題、官僚による政治的“忖度”が問題になった安倍政権。
それを国民は腹立たしく思い、批判してきたはず。
でも、その仕掛け人は菅官房長官だったことをご存知ですか。
彼が主導して2014年に内閣人事局を作ったのがことの始まり。
人事権を官邸に握られた官僚達は、内閣が好む行動を自然に取るようになりました。
だって、反対行動を取り、目を付けられて睨まれると左遷されるから。
わかりやすいですね。
菅官房長官は、「人事を握って人を動かす」ことのプロです。
人事を握ると、首根っこを捕まれた官僚は、命令しなくても自分の志向する行動を取ってくれるようになることを熟知して実行してきた人。
TVも管さんのことを悪く言いません。
TV局も「電波利用料」の価格調整で、こちらも首根っこを捕まれているから。
政府・内閣に不利な報道をした局には、電波利用料を上げることをちらつかせるのです。
NHK人事にも介入しましたし。
ま、巧妙なパワハラですね。
こんな菅さんを、あなたは好きですか?
<参考>
・安倍内閣(中田敦彦、YouTube大学)
・「内閣人事局が“忖度”を生む元凶である」は本当か(室伏謙一、ダイヤモンド・オンライン、2018.4.4)
・小沢一郎氏、最有力視の“菅政権”に危機感ツイート(2020.9.3 デイリー)
国民民主党の小沢一郎衆院議員が3日、公式ツイッターに新規投稿をした。安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選への出馬を表明し、党内情勢から次期首相就任が最有力視される菅義偉官房長官について「嘘と言い訳の象徴的人物」と評し、濃厚となった菅内閣に対して「最大のミッションは全てを闇に葬り去ること」と危惧した。
小沢氏は「『批判は当たらない』をこれまで何百回も繰り返してきた嘘と言い訳の象徴的人物が自民党総裁の有力候補とのこと。ますますこの国の政治はおかしな方向に向かう」と指摘。「森友も加計も桜も、いわばこの人物が隠蔽や改ざんの実務的な指揮をとった。次の内閣の最大のミッションは、全てを闇に葬り去ることだろう」と危機感を示した。