BMW7シリーズの型番に「E38」があります。
1994年から2001年にかけて生産されました。
~概要~
BMW 7シリーズの3代目となるE38は、1994年にデビューしたワイドアンドローのスタイリングを持つBMWのトップモデル。
4985ミリの全長をもつフルサイズカーでありながら、ドライバーズカーとしても楽しめる スポーティなハンドリングも魅力。フラッグシップモデルにふさわしい室内の広さや装備も兼ね備える。
私の愛車は2000年登録のE38です。
ディーラーで程度のよい中古を手に入れたのが6年前。
深いグリーンの車色とその落ち着いたたたずまいに惚れ込みました。
デザインの特徴は「よき時代のフルセダン」です。
購入時の走行距離はたったの8000km。
想像するに、前オーナーが定年後に自分へのご褒美に購入して大切に乗っていたけれど、諸事情により手放すことになった・・・のかもしれません。
排気量は3500ccで735iというロゴがあるはずですが、前オーナーのこだわりで付いておらず、スッキリとした後ろ姿が好ましい。
日本車との違いに戸惑った2点;
1.ドアガラスに雨よけがない ・・・ 尋ねると「基本仕様です」と即答されました。
2.ウィンカーとワイパーの調節が日本車と左右逆 ・・・ ベンツでも同じだそうです。
歴代所有してきた車の中でも満足度はトップクラスでした。
アクセルの手応え(足応え?)と加速感がたまりません。
日本車より重いのですが「ちょうどよい」のです。
それから、カーブの際のローリングは皆無で「地面張り付き感」がグッときます。
日本車より車高が低いだけではなく、タイヤコントロールも異なるのでしょう。
シートも高級家具レベルの心地よさ。
現在乗っているパジェロとは雲泥の差です。
パジェロはサスペンションが硬いのか、腰が痛くなりがちでクッションが欠かせません。
ただ、助手席側のワイパーが劣化しやすく半年でゴムが切れてしまうのが玉に瑕。
ブレーキをかけたときのタイヤとの「キー」という摩擦音も、ディーラーで何度調整してもらったことか。
残念なのは、高速道路を運転する機会が少なかったこと。
ご存じのように、ドイツはアウトバーンという速度制限無しの高速道路が存在します。
ドイツ高級車は時速100kmを越える当たりから走りが安定して本領を発揮するとディーラーに教えていただいたのですが・・・。
またこの車に乗ることで、外国車のメインテナンス・コストの高さを思い知らされました。
消耗部品が順序よく壊れていき、その都度の修理費は国産車の2倍くらい。
部品のマテリアルの優秀さはドイツより日本製に軍配が上がると実感しました。
修理代に年間50~100万円が必要になります。
ふつうのサラリーマンでは購入しても維持できず手放すのがオチでしょう。
私も何とか踏ん張ってきましたが、そろそろ潮時が来たようです。
この夏に車検が切れるタイミングで、手放すことを決意しました。
この車に出会ったことを感謝します。
1994年から2001年にかけて生産されました。
~概要~
BMW 7シリーズの3代目となるE38は、1994年にデビューしたワイドアンドローのスタイリングを持つBMWのトップモデル。
4985ミリの全長をもつフルサイズカーでありながら、ドライバーズカーとしても楽しめる スポーティなハンドリングも魅力。フラッグシップモデルにふさわしい室内の広さや装備も兼ね備える。
私の愛車は2000年登録のE38です。
ディーラーで程度のよい中古を手に入れたのが6年前。
深いグリーンの車色とその落ち着いたたたずまいに惚れ込みました。
デザインの特徴は「よき時代のフルセダン」です。
購入時の走行距離はたったの8000km。
想像するに、前オーナーが定年後に自分へのご褒美に購入して大切に乗っていたけれど、諸事情により手放すことになった・・・のかもしれません。
排気量は3500ccで735iというロゴがあるはずですが、前オーナーのこだわりで付いておらず、スッキリとした後ろ姿が好ましい。
日本車との違いに戸惑った2点;
1.ドアガラスに雨よけがない ・・・ 尋ねると「基本仕様です」と即答されました。
2.ウィンカーとワイパーの調節が日本車と左右逆 ・・・ ベンツでも同じだそうです。
歴代所有してきた車の中でも満足度はトップクラスでした。
アクセルの手応え(足応え?)と加速感がたまりません。
日本車より重いのですが「ちょうどよい」のです。
それから、カーブの際のローリングは皆無で「地面張り付き感」がグッときます。
日本車より車高が低いだけではなく、タイヤコントロールも異なるのでしょう。
シートも高級家具レベルの心地よさ。
現在乗っているパジェロとは雲泥の差です。
パジェロはサスペンションが硬いのか、腰が痛くなりがちでクッションが欠かせません。
ただ、助手席側のワイパーが劣化しやすく半年でゴムが切れてしまうのが玉に瑕。
ブレーキをかけたときのタイヤとの「キー」という摩擦音も、ディーラーで何度調整してもらったことか。
残念なのは、高速道路を運転する機会が少なかったこと。
ご存じのように、ドイツはアウトバーンという速度制限無しの高速道路が存在します。
ドイツ高級車は時速100kmを越える当たりから走りが安定して本領を発揮するとディーラーに教えていただいたのですが・・・。
またこの車に乗ることで、外国車のメインテナンス・コストの高さを思い知らされました。
消耗部品が順序よく壊れていき、その都度の修理費は国産車の2倍くらい。
部品のマテリアルの優秀さはドイツより日本製に軍配が上がると実感しました。
修理代に年間50~100万円が必要になります。
ふつうのサラリーマンでは購入しても維持できず手放すのがオチでしょう。
私も何とか踏ん張ってきましたが、そろそろ潮時が来たようです。
この夏に車検が切れるタイミングで、手放すことを決意しました。
この車に出会ったことを感謝します。