生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:五感と体感 :その10:幸福な日々の為の自問自答集

2015年10月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
夏目漱石の小説には怒りまくる人があまり登場してきません。「坊っちゃん」の主人公も怒りまわりますが、何となく微笑ましい。人間の怒りを描いた小説で、その怒りが心地よく爽やかで明るい感じを与えてくれる小説を探しているのですが、なかなか遭遇しません。私の運が悪いのかなあ、と学友と会話したのですが、何故か、せいぜい、少年時代の「鞍馬天狗」くらいで、あとは少々、哲学めいた小説くらいです。何故でしょう?静かな怒りから社会運動を展開していく小説とか、数代かけて政権交代を図る歴史小説とか、奴隷制度と戦う小説も楽しくは読みましたが、ここでは、瞬間的な怒りの感情処理の領域に絞り込みながら心理療法を思索したいと思います。戦争映画を見ますと正義の怒りを瞬間的に発露した戦闘員のほうが生き残り、愛情深い静かな戦闘員は指揮官としては生き残りますが、第1戦の前線では激しい怒りの感情がないと、すぐ死んでしまいます。激しい怒りの感情は、人を逞しくします。激しい怒りの感情を生き残るツールとして解釈すると、何となく、その感情の存在価値と意味がわかります。しかし、激しい怒りの感情の意味と、その取り扱いは、どうも神秘的で理解しがたい領域でもあります。どうも現代生活での「激しい怒りの感情」は、当面、取り扱い注意、くらいで処理したほうがよさそうです。法治国家に生きる私たちと戦国時代に生きた祖先の違いかもしれません。「激しい怒りの感情」は、どうも現代日本では身を滅ぼす原因となるようです。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<799>


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自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)
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