「生き甲斐の心理学」を勉強していくと「自分の五感と体感」という概念が自分を幸せにしていく上で実に大事な概念だ、という事に改めて気づきます。以前、映画「バベットの晩餐会」という名画がありました。フランス革命時代の物語でパリの一流の女性シェフが名前は忘れましたが北欧の貧しい漁村に亡命し、そこで生活し始めますが村人のあまりにも荒れた心にハタと気付き、色々と考えます。彼女はイライラする村の人の心を幸せにする為に自費で豪華絢爛、かつ、美味な料理を振る舞うと人々の心が幸せを味覚から感じだし、心が幸福感を感じて、平和になっていく過程をこの映画は見事に演出していくのです。我が国・日本でも、かの西行法師ですら「人の一番の幸せは物を食べている時だ」という和歌も残しています。これから暫く自分を幸せにする五感、幸福感を感じるための「五感と体感」の話を皆様と共に思索していきたいと思います。
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