生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月05日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
悔いのない人生を歩む為には時々立ち止まり大自然の山、森、湖の静寂の中で自分の有り様を点検しないと無駄な時間を消耗してしまうようです。あまりにも多忙ですと鳥かごの中の回転マウスのような生活をしている自分に気づき愕然としてしまいます。さて自分を点検する場合でも無駄なエネルギーを使わぬように諸先輩が生涯をかけて研究した視点から思索したいものですが、そのポイントの一つがロジャースという学者が唱えている「自分の傾向と渇望」から探す方法です。悔いのない人生のシュミレーションを描く為に、どの傾向と渇望を探ればいいのでしょうか?一番重要な視点が「メメントモリ:自分の死を想いながらシュミレーションを描く」ことだと言われています。究極の視点です。色々の人の死に様を見ているわけですが、長い生育史の有り様が大いに影響しています。災害のような突然死の場合の本人の心中は誰にもわかりませんが、多分、ちゃんと覚悟して命を天に瞬間といえども委ねていると推察されます。あわてふためいて見苦しく死ぬのではなく、瞬時に諦め自分を天に委ねて大往生していると思われます。平和時の死にかたはその修行した人々は他者にはわかりませんが静かな息の引き取りをしているようです。自分の傾向と渇望を沢山の視点からは同時には理解できないのでまず自分の死とその後の魂の行方をきちんとした比較宗教学の視点からゆったりと研究し、自分のこれからの残された人生のシュミレーションを描くと、後の沢山の傾向と渇望の姿はそれに集約されつつ統合されていくものです。
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