何故かモーツアルトは音楽療法に応用されます。理由は色々でしょうが私が教えられた海外の研究室では病理論の中の諸説、その中でも、私が納得した理論はフロイドの「無意識の意識化」とカールロジャースの「自己概念の再構成」でした。例えば日本の演歌の中の某さんの歌は私の暗い感情を益々暗くし人生を絶望的にしていきますが、全ての毒素やストレス曲線が流れ出されます。無意識の意識化により猛毒が全部身体から出てしまうけれども希望、幸福曲線が補充されませんでした。所がモーツアルトは毒素、ストレス曲線が流れ出た後、生きる希望、幸福曲線が湧きだすのです。どの曲がこの現象を起こすかは、それぞれの生育史が決めますので、どれがいいかは皆さんが決める問題です。しかし、この聴覚による心の安らぎを確保する手法と原理を意識しておくと便利です。皆様に相応しい曲があると思いますので、この精神作用と理論を意識して、音楽による心理療法の原理を楽しんで下さい。
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