生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2025年02月13日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
寂しい時、辛い時、親しい人がさりげなく手を握ってくれますと涙が流れる時があります。死にゆく人で物が言えない臨終の時も、手を握り自分の名前を言うと涙を流して嬉しそうに口元が少し緩む事もあります。臨終に間に合った私の父がそうでした。第二次世界大戦まで軍艦であちこちの海戦を経験した職業軍人でしたが、終戦から数十年後も生き抜いて畳の上で死を迎える事が出来ました。子供としては幸せでした。私が東京から新潟県長岡市の実家にかけつけるまで、必死で息子の帰郷を待っていたようで、到着、数時間後に臨終を迎えました。このように親しい人の触覚は人を幸せにし安心感を与えていきます。五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つ)と体感は人間の幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)とストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)をもたらしますが、相手により、この感じ方が違います。好きな人の触覚は幸福曲線ですが、嫌いな人はストレス曲線でしょう。この基礎知識を意識化し知覚しておくと、後はそれぞれの生活の中で、この本能をどんな時に活用するか、訓練と知恵で上手に識別し、使用して、明るく元気に逞しく生き抜いていきましょう。触覚はとても大事な基礎感覚です。
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