
新十津川駅/新十津川町
北海道で行きたい場所はいろいろあるけれど、そのうちの一つがここ「新十津川駅」。
なにせ札沼線(学園都市線)浦臼-新十津川間が、1日1本しか運行してない。

列車が到着すると、地元の幼稚園児たちが乗客のお出迎えをしてくれました。
吉本興業の企画「なかそらち住みます芸人」のコンビも応援に駆けつけています。
廃線にならぬ様、地域で盛り上げてるようだ。

子供たちの一人から頂いた絵はがき。サプライズプレゼント!
お絵かきの時間に色鉛筆を使って、一生懸命に塗ってくれたんだろうな。
ありがとね!(^^)

駅舎内に掲示されてる時刻表。
9時40分が最終列車です。こんな時刻表、初めて見ました。

始発であり最終でもある列車は出発の時を待つ。
一緒に乗ってきたわずかな乗客(乗り鉄・撮り鉄)たちは、折り返しの列車で札幌方面へ向かう。
オイラはこれには乗らず、歩いてJR函館本線・滝川駅へ向かう予定だ。

最終列車が出発してしまい、見送りの子供たちも先生と一緒に帰ってしまった。
駅としての役目は本日はもう終了です。

誰もいなくなった駅をホーム側から撮影。

その昔、JR留萌本線の石狩沼田駅まで結んであったが廃線となり、今ではここが終着駅。
この先には建物と車止めが見える。

地元の住民もクルマでの移動がほとんどだろうし、
列車を利用するにしても、運行本数が多くて、特急列車も停まる滝川駅へ行くのだろう。
おそらく浦臼-新十津川間の廃線は免れないかもしれない。
あまりにも乗客が少なすぎる。

新十津川駅に別れを告げ、滝川駅へ向かって歩き始める。のんびりと行こうか。
歩いてすぐ、多くの渡り鳥が編隊を組んで飛んでいるのに気付く。
彼らはどこまで行くのだろう。
苫小牧市のウトナイ湖か? それとも本州の越冬地かな?