韓国酢豚と揚げ餃子で乾杯!/ナムド食堂(ソウル)
例の少女像も青瓦台も観たことだし、酒でも飲むとするか。
旅行前にいろいろ調べて、面白そうな店を見つけておいた。
ヤング(古い言い回し)が群れるような小洒落た店ではなく、
オッチャンたちが集まる飲み屋。昼酒ができればなおよし。
多少の汚さは構わないが、辛気臭い雰囲気はカンベンという条件で。
開いてる入口から中を覗くと、明るいうちから飲んでるオッチャン多し。
雰囲気も悪くない。中に入ろうか。
韓国酢豚は「タンスユク」と言うことは予習済み。
注文カウンターでオバチャンに告げ、金を払う。
ビールと揚げ(焼き)餃子5個も注文した。
先に瓶ビールとコップを渡された。
空いてる席に座って、オバチャンからの掛け声を待つ。
離れた場所なので、ちゃんと聞き取れるか不安(^^;)
まぁいいさ、まずは乾杯だ。くぅー、シミル!
6日間アルコール断ちしてたから、やけにウマイ!!
「タンスユク」と「マンドゥ(餃子)」の単語に意識を集中。呼ばれた、聞き取れた!
取りに行くと、オバチャンもヘタクソな韓国語を話す外国人のオーダーと分かってたようで、すぐ認めてくれた。
セルフの調味料とタクアンを取って、席に戻る。
あらためて乾杯っ!
これが1人前の韓国酢豚、3000ウォン。
よく知る酢豚と違って塊り肉ではなく、薄切り肉を適度に細切りしたものです。
サクサクした食感で、甘酢あんの酸味は優しい。ちょっと薄味かな。
なので、醤油を付けて喰うとさらにオイシイ。
揚げ餃子5個、1500ウォン。
いたって普通の揚げ餃子。でも、無造作に盛られた姿はお店の雰囲気にマッチする。
なかなか悪くない(^^)
最初は10個頼もうと思ったけど、一つひとつが意外に大きいから5個で良かった。
辺りを見回すと、客の入りも悪くなく、7割方席は埋まっています。
そのすべてがオッチャン! ま、人のことは言えませんがね(笑)
酒が進んで酔いが回り、酒そっちのけで会話に夢中になってる姿は、
世界中どこも変わらんなぁと思うのでした。
ごちそうさまでした~。