稚内港北防波堤ドーム/稚内市
バスでノシャップ岬から市街地の方へ戻って来ました。
途中下車して、防波堤ドームへ向かいます。
海沿いへ出ると、一目で分かったその姿。あれか~(^^)
沖には稚内から利尻・礼文へ向かうフェリーが見えた。
ドームの手前に階段があったので、そこを上がる。
いい眺めだ。
これより先、防波堤ドームの上部は立ち入り禁止。
「稚内港北防波堤ドーム」というのが正式名称なんですね。
稚内市の観光HPには、
「北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、
ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、
昭和6年(1931)から昭和11年(1936)にかけ建設された防波堤です」とある。
また、昭和53年(1978)に全面的な改修工事が行われ、昭和55年(1980)に完成。
半アーチ式の構造形式で、高さ13.6m、柱の内側から壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本の記述もあった。
稚泊航路記念碑。
終戦までは、ここ稚内と樺太(サハリン)大泊(現コルサコフ)を結ぶ連絡船が運航されていた。
現在でもフェリー定期便があったはずと調べてみたら、2019年から休止になっているようだ。
蒸気機関車の動輪も展示されていた。
稚内を訪れたなら、ここは絶対に外せないと決めていた。
この降り積もる雪も、北の最果ての地を演出してくれてとても良かった。
厳冬期はこんなもんじゃ済まないし、地域間移動も大変なのだろうが、
冬に訪れることでより深く、もしかすると本当の北海道を知ることが出来るのかもしれない。