しんどくて体の力を何処かへ
誰かに持って行かれてしまったのか
ひとりの静かすぎるこの部屋
聴こえないはずの鼓動
ドクン、ドクン、ドクン
頭痛と共に共鳴して私を責める
今日の私はかなり弱気だ
雨の日はなぜか悲しくて
でもちょぴり幸せな気もして
昔ならこんな日は本が友達だった
今は見えにくい眼は直ぐに疲れて
痛みと闇をつれてくる
私は無音の静寂に耳をすませて
自分の心に聞いてみる
生きて行く事はなんだろうと
きまって答えは
<今、与えられた命があるから>
<ただ、それだけで幸せなのだと>
感謝を忘れかけた私がいて
静かすぎる部屋で私は
自分との会話に答えを出した
生きて行く事はたいへんだ、その意味さえも
忘れてる、力なく息をして、つまらない事を考えた日に