家人の手助けがないと更新も出来なくて、でも「美しき人ビョンホン」さんの事を書かせていただくと驚くほどの多くの方々のご訪問を感謝します、ご結婚されても変わらないファンの心が素敵ですね!
そんなわけで私も気をよくしてまたまた私の大好きな映画!での「チャンイ」の姿を初めて映像で見たときの印象、衝撃をその時に詩に書いた私の大好きなものです。
駄作ですがあの時の感動が今でも鮮明に覚えています。
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<優雅なる狂気>
許しを請う男に、想いすがる女に
一瞬の戸惑いもなく向けられた
非情な銃声が響く
砂嵐が容赦なく消し去る
男の通り過ぎた跡は狂気さえ
優雅さをただよわせて
孤独さだけが男を生かす
冷酷さだけが男の血をゆるがす力
もう後戻りの出来ない道
悲しみさえ消して全て狂気が男をつつむ
どんな時も男を満足させない
どれほどの黄金に輝く宝であっても
チャンイの優雅なる狂気は
たった一分間の描く物語に
私は悲しみと非情さと共に
遠い昔に観たフレディ・マーキュリーの魂の揺らぎが
あの抑えようのない感情に支配された
狂気さえ感じさせるあの男の魂
私の中を通り過ぎたあの時のように
興奮と幸せの狭間で我を忘れた瞬間
チャンイを演ずる魂の揺らぎが重なる
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ただ追いつめる
一瞬の躊躇いもなく
恐怖と甘美が華ひらき
一発の銃声がとどろく
狂気さえ美しき
優雅なる狂気
解き明かされる謎
過酷なる運命が
美しさの中に刻まれた
ふたつの傷跡
見えない残酷な謎
悪などと一言で語れぬ
美しきひとの傷は
心も凍らせて
優雅なる狂気
甘美なる悪の香り