最近はテロやなぜ?と思うような航空機事故が多いのが気になる。
あれはもう何年も昔の事だけれど、南米に行った帰りの事、何度も乗り換えて、そのたびに乗り換えの待ち時間が長くて、それでいて、乗り継ぎの飛行機がいつ出るのかわからない、ただ待つだけの耐え難い時間!どこでも眠れる人は良いが、私は眠れない人間なので、最後の乗り継ぎのニューヨーク、ケネディー空港で惨めな大失敗をしでかした、今も思い出すと恥ずかしくて、ひや汗が出る。
なにしろ、長い時間寝ていないのと、20日近い山旅の疲れから、ちょっとした判断もできなかったようで・・・
ケネディー空港で、あれは多分、正規の出口ではなかったのだろう!
なにを、どうしてあのドアを開けたのか?ドアを開けた瞬間に<クマみたいに大きな黒人の男性に両手で押さえられてがんじがらめ>そのうえ、頭の上から大声でまくしたてられ、私は、頭が、真っ白、何が何だかわからなくて、怖くて、泣きそうな状態になってしまった。
私はこれからどうなるのだろう、ただ怖かった!
落ち着いて考えれば何のことは無い!
一歩違ったドアを開けたらそこは<アメリカ>だった!
正規の出口ではないから<不法入国者>になるところだった!
セキュリテーを通れば何のことは無い!<無事通過>
今、思うに、現在だったら、銃で撃ち殺されても仕方なかったかも?
何とか、アメリカ入国が出来て、その夜はニューヨーク泊!
あの有名な、ティファニーのお店の近くのホテルに泊まって、その夜のデナーは、美味しいステーキだったそうだけれど、私はおなかが痛くて・・・
その次の日はニューヨーク観光だったけれど、<自由の女神>もその他いろいろといったようだが、私はただ、バスの中・・・
もう一泊したかどうかは忘れたが、飛行機に乗ったは良いが、その年のニューヨークは何年かに一度の大雪で、飛行機は雪かきを何度も、何度もして、長く待たされたが、無事飛び立ち帰国できた。
十数か国の山旅で、その時、それぞれに思い出深い、忘れがたい出来事があった、今、テロや世界情勢の変化で、私が旅した頃とは違う怖さがあるのだろうと思う、旅は良いものです!
私の今は、国内の旅もなかなかできないけれど、小さな旅くらいは出来る体で居たいです。
<歩いて><歩いて>