なんだか
虚しくなる
春は移り気
ふと、思う
誰もいない
いいじゃないか
孤独が好きなんだから
自分で選んだのだから
こんな生き方しかできないのだから
さびしさなんて
一時的
こんな時間が
私にはいい
我儘
心だけでも
自由にして
眠れずに
頭がぼんやり
思考停止の状態は
さて
何をやらかす
あんのじょう
聞こえない耳に拍車がかかる
相方
何か話してるようだが
面倒になる
ただ
生半可に
<わかった>と言う
話が通じない相方
声をあらげて
<何が、わかったんだ!という>
さあ~
これから
どうすればいい
触らぬ神
相方も、今日はやけに
イライラ
こんな日は
わけもなく
ごめんなさいという
お疲れ気味の
痛むふたり
春なのに
眠れない
わが身
恨めしい~
ただ、夢中
見えにくい眼
痛む眼が
私をすべてにおいて
怠慢さを
えらびたくなる
不自由さは
逃げようのない
現実
手のしびれまでも
不自由さに
加勢して
自分と自分が
おしあいへしあいして
いつしか自分はなに者
私、
どうやら
煮詰まってしまったようで
何も、でてきません
こんな時の
お助けマンは
やっぱり
富士山が
一番です
気分も新たに
頑張ろう
で・・・
何に頑張ればよいのか?
焦らずに
あせらずにと
自分に言ってます
たぶん?
春がすみの
富士山だと・・・
次々と生まれる欲望
自分の才能など
何もないと思うけれど
欲望は
限りなく
この思いが
手探りのまま
果てしなく
波打つ
頭で
描く世界が
現実をみる
なにひとつ
叶う事など無いと
知っていても
絶望が
苦しみを呼び
痛みをも呼ぶ
見えないという事
痛さが増す眼を
いたわりもせず
欲望と
不自由が
ぶつかりあい
全てが
真っ赤な
世界で泣く
華冷えが
なぜか
心をゆらす
孫、3歳
短い時間だったが
私は
孫の小さな手を離す
風が
突然の奇跡を魅せて
桜吹雪
幼い孫
風のなかで舞う
なんと
美しい光景だろう
あれから
20数年の時が過ぎて
あのお屋敷の
老木の桜は
いつだったのだろう
切られてしまった
記憶を呼び戻すとき
笑顔にして
幸せな瞬間だった
今、公開中の映画
「インサイダー」では、にんなふうな姿は無いかも?
眼と耳がダメになってからは映画館では観れないけど、ひそかなファンでいるから、こんな下手な似顔絵、描くのも・・・
韓国では超大ヒットだったとか
日本でも、良い評価が出てるそうで良かった。
今、ビョンホンさんは、オーストラリアで、映画の撮影中だとか、ハリウッド映画なんだろうか、最近の私は情報にうといから・・・
別の作品で、木村拓哉との共演もあるとか?
ジョン・ウー監督の作品だとか?
今の私は、隠れ大ファンで影からそ~と応援してます。
痛む眼がみる灰色の世界
太陽が少しだけお休み
けれど
私は休んではいられない
さんぽ
これが生きている
私の義務
どんなに苦しくても
前へ、前へ
足を運ぶ
曇天の空は
灰色の世界
光が
まぶしいけど
痛む眼が嫌がるけど
やっぱり
太陽は元気と勇気
少しだけ
ひかりの線が
雲を切り裂いて
灰色が
花の桜色を感じた今
眼の奥の記憶
自分でも驚くほど
悔しくて
悲しくて
そして
寂しくなった
眼が一段と悪くなったのか
耳が又、出血してしまった
自分では
結構頑張ったとおもう
食事だって
粗食に耐えて
栄養管理だった
考えて食べてる
だけど
私の体は
現状維持さへも
難しいのだろうか
春なのに
さんぽ
苦しさを同伴して
我が家の頑固爺さん
わが相方とも、言ってますが
最近、お疲れ気味
そんな中で庭仕事に励んでる
ひところは
このお花の鉢も10鉢はあったけど
そのほとんどを
どこかのおうちにお嫁いりさせたのだろう
今は、2鉢だけのお手入れをして
出窓に運ばれてる
私の中で
今はもう幻なのだろうか
あの幼かった日々
大好きだった場所
秘密の花園
けれど、大自然は時として
幼い私を混乱と恐怖をおしえた
時間という観念を忘れた時
闇は突然
蒼い雨を降らし
嵐をよぶ
あれは幻だったのだろうか
幼な心の恐怖と夢