今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

ただ、なんとなく・・・

2015-01-31 12:09:29 | 「美しき人」からのおくりもの

ただ、何となく、こんな日もある。
眼を閉じてみる、ふと浮かぶ、ビョンホンさんの演じてる「チャンイ」が懐かしくなった。

以前に書いた「チャンイに逢いたくて」を載せてみました。

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よるべない思い
異国の地は
切り裂けるように危うい

黒いベールの女がすがる
男は凍りつくほどに卑劣で
瞳の奥に悲しみを宿して

鳥さえも飛べない暑さにも
流砂の中で欲望だけが戦わせる
むくろだけが道しるべの荒野

馬を蹴る男の
ナイフが光る先に
黄金のまぼろしが輝く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほんの少しだけど、イスラムの世界を見ているのでどうしても気になってしまう!
今、どこかの世界で涙する人が一人でも少なくなりますようにへ<平和>を祈ります。



小さないさかい

2015-01-28 12:33:03 | ひとりごと

やっちゃった口喧嘩

けれどそのあとの気づさが私を責める

何がいけなかったの

反省、反省

だからって、あんなにも怒らなくても

そんな私が自問自答

いつも私から謝る

貴方は常に正しい

なんだかちょっと不満

けれど我儘な私がいるから

貴方が頑固になるのね

反省、反省

小さないさかいから心鎮めて

じじぃとばばぁのさんぽ道

2015-01-26 13:57:50 | 生きて行くこと

歩くのがひどくおっくう
あたまが何だかすっきりしない

されど生きるためには歩く

じじぃとばばぁの二人同行
四国遍路じゃないけれど
眼を閉じて無言のぎょう

歩く辛さを忘れるために
少しだけ寄り添ってみる

もう10歳若かったら
二人で手をとりあうこともなく
貴方に感謝することもなく

ただ当たり前のふつうの夫婦でいたでしょう

私はどんな罪を犯したのだろう
眼と耳を奪われてもなを生きたいと願う
頑固じじぃと言いながら

70歳なのだとは思いたくない
心と体のアンバランス

貴方の背中が年老いて
少しだけ前かがみ
きっと心は若いはず

じじぃとばばぁのさんぽ道
これからの日々が大切だと
思い知った冬の陽だまり

さんぽ道の怪

2015-01-22 11:50:05 | 小品集 (小説)
 <身も心も寂しい時には、美しき人、あなたがいてくれる、幸せ>


大寒に入って寒さがやけに体にこたえる、心も体も、ちじこまって、ふと、何も考えずに窓越しの風景を見てるが、頭の中でも寒さで凍り付いたか、言葉が霙交じりの冷たい雨が降ってるように消えてしまって、頭痛さえする。

ふと「さんぽ道の怪」なる言葉がなにげなくうかぶ!
これは何?なんなの?どこからきた言葉?

わからない、ぜんぜん思い出せない!

そこから、わたしの妄想が始まってしまった!!!

毎日のさんぽには見慣れた風景をたどりながら歩く、なんの変化もなく見えていても何かが違う、そう、例えばある家の塀には昨日までなかった傷、少しだけ白く色づいた、ひっかき傷!

それも1mにも伸ばされた傷あとはだれがつけたのだろう・・・

そういえば、さんぽ道を少し戻ったところにはこんなたて看板があったように思い出した。

「ひき逃げ事故の目撃された方へのお願い」

1月3日、午前3時ごろ、この場所で自転車に乗った60代の男性がひき逃げされています、心当たりの方、または目撃か、不審な物音を聞かれた方は最寄りの交番か○○警察署にご連絡をお願いします、確かそのようなことが書かれていたような?

果たして、この塀に付いたひっかき傷があのひき逃げ事故につながるものなのか、あれいは、ここのおうちの方の運転ミス?だったのだろうか、気になる、気になる、が私には「午前3時の出来事」は到底わかるはずもなく・・・

なにしろ、私には夜道を歩くことなど10年前から無いし出来ないのが現実だ!

今日のさんぽ道、冷たい雨に打たれてる「事故の目撃者へのお願い」看板が電信柱に括り付けられているのに、なぜか、看板の支柱がふたつに折れていて、かなしげにうな垂れているように見えた、さんぽ道の怪!!!

私にはちょうどいい、ドラマ

2015-01-16 14:30:53 | ひとりごと

先週、土曜日、夜10時からNHK、BSプレミアムで始まったドラマ「アイアングランマ」が面白い!

最近の映画やドラマは正直言って、私には過激すぎる、スパイもの、アクションものはともすれば現実世界でも起きているのではと思えるほど怖い事件や事故を目にする。

特に韓国ドラマは北朝鮮をからめたスパイアクションドラマは現実に起きえる事のようで怖さを感じてしまうし、アメリカのドラマは銃社会の怖さを実感させられるものが多いし、映画などは「破壊」場面があまりにも多くて私には理解しがたい!!!

それに目の悪い私には俳優さんの区別が出来ないことが大きな原因なのかもしれないが、ストーリーの速さについていけないのが現実・・・

このドラマ「アイアングランマ」はまだ1回目なので何とも言えないが、コメディー?アクション、それも、大竹しのぶと室井滋が演じるおばあちゃんスパイ?なのだとか(おふたりの若き日のスパイの活躍が)裏側にあり、今また、スパイとして復活?なのだとか・・・

今の私にはちょうどいい過激さ!
安心して観られるドラマなのかな、スパイも現実もこのくらいが丁度いい平和な世界だとおもうのだが・・・

(写真取り込みが出来なかったので、大好きな美しき人にお願いして・・・)
(大好きな映画、バンジージャンプするより・・・)

冬の陽だまりで・・・

2015-01-13 12:53:23 | ひとりごと

青空、そして陽だまりの暖かさの中で思うこと!
今年は阪神淡路大震災から20年だそうだ、あの年に生まれた子が20歳、昨日はその子たちの成人式の映像がたくさん二ユースで流されていた。

そしてフランスではテロ事件に抗議する人たちが370万人もの人たちがテロへの抗議行進に参加したそうだ!もちろん日本でも抗議行動はあっただろう・・・

2001年9月11日のテロの映像を見ながら、私は「ああ、これは戦争になってしまうな~」と思わず叫んだことを思いします。

20年前は大震災と3月にはあの忌まわしい「松本と地下鉄サリン事件」があったことも忘れられません、あの年の5月に私はパキスタンの山奥にいました。

私はあのサリン事件は、悪い人間が起こした殺人事件だと思っていましたがあれはテロなのだと思い知らされました。

平和な日本ではテロ事件など起きるはずがないと安易に考えていましたが、成田を飛び立った瞬間に私の考えの甘さにショックでした!

あのサリン事件は世界中に国々がテロ事件だと!その恐ろしさを報道していました!!!

そして私の行く先々をサリン事件は追いかけてきて、とうとう、パキスタンの山奥まであの忌まわしい名前を連呼、報道されていました(どうしても首謀者の名前は書きたくないので書きません)あまりにもお粗末な人間にしか私には見えないので・・・

山奥から戻り、イスラマバードのホテルで早朝5時に流れるコーランの祈りはなぜか心穏やかに、とても心地よい気持ちにさせてくれる時間だった!
私の知るイスラム教徒は優しくて穏やかな人が多かったと感じています。

なんだか不思議な・・・

2015-01-11 14:10:30 | Weblog


どこかの街で出会った
あなたはだ~あ~れ
誰なの

ちょっと不思議な出会い
あの街かどで
少しだけ寂しげに

私は誰を訪ねての旅をしたのか
寒さでかじかんだ手をさすりながら
シャッターを押した記憶だけが鮮やかな

そんな旅で出会い
今、ふと、記憶の中で
あの雪景色に君は居たね

誰かに・・・

2015-01-08 13:56:23 | ひとりごと

誰かに好かれたい
誰かに話したい

まだ何かに未練があるのだろうか
そうだ、まだ私には欲があるのだ

誰かに嫌われたくなくて
誰かに頼りたくて

不安がこの心を揺らしてる

けれどなぜだか口ごもる
平気なふりして急ぎ足

よろける体が可笑しくて
つくり笑いして会釈するぎこちない私

何をどうすればいい
頭の中で火が噴いた

なんだか寂しい今日の私
誰もいない自由が

不安と心地よさとがせめぎあいする
冬の日の午後

南米、パタゴニア (2)

2015-01-05 12:05:03 | 山でのいろいろ

ことしもどうやら目の痛さにたえる一年になるようだ!
それでも2日には相方に手を取られて3時間近く歩けたので良い1年が送れそうでなんだか希望が持てそうな気分・・・

1996ねんだったか、パタゴニアを旅したのは?、その何年か前に不思議な夢を見た、それも何度も同じ夢をみた、「フイッロイ」と「パイネ」の風景が合体したような風景の夢だった!
それはあまりにも美しい風景、鮮やかで光り輝く山々の景色だった。
その夢の段階では、パタゴニアへの想いはまだなかったように覚えているけれど、映画「彼方へ」で「セロトーレ」の岩峰の姿を観たとき、私の体に衝撃が走った!あまりにも夢に見た風景と同じように思えて、それからの私はパタゴニアへまっしぐらの心境、だだ、行くことだけしか考えられず・・・

だが、たやすいことではなかった、なにしろ、パタゴニアは地球の反対側で、南米の最南端、南極の入り口だ!費用も旅の日数もかかる、問題が山積みの夢だった!!!

夢のまま何年かすぎて、1996年だったか、クリスマスとお正月をパタゴニアで迎えることができた。

憧れの山「セロトーレ」は吹雪と雲の中で見ることはできなかったが、思い出の多い山旅を楽しめたパタゴニアだった!!!

南米、パタゴニア

2015-01-01 13:50:20 | 自然を愛でる

  今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
  いつもたくさんの方々のご訪問感謝いたします。



明日、2日夜9時30分からNHK,BS103チャンネルでパタゴニアを旅する番組があるようです。

歳月の過ぎるのは早いもので、あれからもう20年近く過ぎていったのですね、1996年の今頃だったろうか、パタゴニアの小さな町「カラファテ」で年越しのダンスを息切れしながら踊っていたことを懐かしく思い出します。

パタゴニアを山旅した想いでがたくさんあるのでこれから少しづつ書いていけたらと思っています。
お読みいただければ嬉しいです。