どんなに過酷な運命だとしても
私はあきらめない努力をする
この心がきりきりと痛がっても
明日の朝にはきっと爽やかに目覚めて
この命の喜びを感じ感謝をしよう
そしてまた一歩前へ進めるから
先日,いくつかの検査結果がそれぞれの担当医から告げられた、やはり私の体はだいぶ弱っているようで、このままではいつ何かが起きても!!!の状態だとか、それでもまだ望みはある<手術>をすることである程度回復が期待出来そうだとも言われた。
会計を済ませようと窓口で手つづきをしていると、何処からか耳になじみの音楽が聞えて来て、音楽の聞こえる方向をさがした、私の耳は右耳がわずかに聞こえるだけで、何処から聞こえるのか中々判断がむずかしい、キョロ、キョロと見渡して、病院の玄関ホールでミニコンサートが開かれているのがわかった、私は急いで音楽の聞こえる方向に向かった。
なにしろ脳梗塞の後遺症で左耳が聞えなくなってからは大好きだった音楽や歌、自分の話声さえも頭の中で反響して困ることが多い、CDなどかけてもただの雑音にしか伝わらない悲しみを幾度も体験して今は音楽を聴く事も諦めていた!!!
けれどあの時は違った、ある女性が歌う懐かしい歌曲や童謡、そしてピアノの演奏がすんなりと美しく私の中で感動を呼び起こしてくれて心が震えた。
一曲、一曲が私の中にある思い出とつながり、感動で胸が震えて涙がとめどなく流れて先ほどまでの落ち込んだ気持ちが楽になっていることに気づいたひと時だった。
今、不安と自分の運命にゆだねる気持ちのせめぎあいの日々だけれど、少しだけ嬉しいことがあった、今日、ある出版者より連絡を頂いた、その答えはいろんな意味で慎重に考えて判断が大事な時期でもあるけれど、言葉をつづる者として嬉しい事、少しだけ生きる勇気が出た日になった。