今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

45年ぶりの再会

2012-09-27 16:23:36 | ひとりごと

歳月は長くて短いそれぞれの日々、歴史があった

けれど流れて行く時間はたぶんふたりの無意識の中でつながっていた

45年の永くて短い時が過ぎても一瞬にして若き日々のあの頃になってる

互いの幸せもそうでなかった時も同じ空の下で穏やかに頑張るふたり

あの青春の中で互いの道を歩む結婚を語り合った日々

45年の歳月があまりにもながくて短いけれど

再会の喜びでときめく胸の鼓動が早打ちする

私の一方的なおしゃべりにも耳を傾ける

静かで穏やかなひろい心の貴女に感謝をこめてありがとう


★45年ぶりの再会に前日から興奮して気もそぞろだった、再会できてうれしくて一方的にしゃべってしまい、興奮が今もつづいて、まとまりのない言葉をかいてますが・・・


若き日の私の先生だった<天声人語>

2012-09-24 15:32:50 | 生きて行くこと

今はもうほとんど文字が読めないので本はもとより新聞も読んでいない、もともと視力が悪かった目だったけれど、脳梗塞を何度も繰り返し起こしていて、記憶障害をはじめ耳と眼の後遺症がひどい、右眼は失明状態だったけれど奇跡的に視力を回復したが本や新聞を読めるほどの視力はない!

一時期、絶望や不安感、そして真剣に自分がいなくなった時のことを考えて、身の周り物を極力整理した、その中で、4つあった、大きな本棚を全部資源ごみに出してしまった。

67年の私の生きてきた中で買い求めた本、そしてその中には若き日の私を感動させ導き成長させてくれた<天声人語>の文庫本も多くあった!

19歳で上京し、子供の時に親を亡くした私は、本当に無知で何もわからず、頼れる人もなく不安だった時期に、せめて新聞くらいは読まなくてはと3畳一間の学生アパートで節約と貧しさに耐えながら新聞を買って読んだのが<天声人語>の一言、一言が私を勇気づけ、頑張る力を与えてくれた。

23歳で結婚するまで、本当によく読んだ、残念ではあったが、結婚相手が他紙を好む人だったので、しばらくは天声人語とは離れていたが、ある時、天声人語が文庫本になっていることに気づき、心に残る言葉にひかれた数冊を買い求めてよく読んでは、勇気をもらっていた。

老いと病気の後遺症で一時期は記憶障害がひどく、ひらがなさえも思い出せずに苦しかったけれど、私なりにリハビリに励んだけれど、今はもう、ほとんど忘れてしまった事がとても残念です、けれど私は思うのです、若き日の私を成長させてくれたこと、私の人として本質的な部分を作り上げてくれたと、今も思っている!

つたない文章ではあるけれど詩や小説なんておこがましい事は言えないけれど心に生まれる言葉をつづれる喜びを与えてくれた<天声人語>今の私にはとてもありがたいことです。

しっかりと生き抜く、この言葉の何かを感じ取れた事や<美しき人>の生き方や感性、魂に触れられたこと、私の感性つくり、心の栄養として成長させてくれた<天声人語>

不自由さの多い私の体だけれど、希望という言葉を忘れずに生きられる幸せに<感謝>

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★大好きな記事なのでもう一度載せてみました、お読みいただければ嬉しいです。

光る雲

2012-09-24 15:00:00 | 生きて行くこと

ひとりひとりの日常には何の変化や困窮も無くみえて

人それぞれに小さな幸せに酔う偽りの歳月

気ずこうともせず言葉を飲み込む習慣に慣れてしまった

ただ見上げる空には光る雲がゆっくりと流れる

静かなる怠慢光る雲の存在も忘れ

忍び寄る悪にも気ずかず

狭い視野だけの美しさにまどわされて

踊り狂うまつりごとの虚しさにも気ずかず

激しく鳴くカラス鳥の呪われし者への警告


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★先日、あるドラマを観ていて考えさせられた、今、現在の日本に「吉田 茂」のような政治家がいたら、きっと今とは違う日本を感じられるのだろうか・・・
もちろんあくまでも、あれはドラマであり、作られたものだとわかってはいるのだけれど、私は吉田茂の活躍した時代には幼かったので本当の姿はわからないけれど、今の日本には揺るぎない信念、強いリーダーが必要だと熱望する!!!
夢なのかもしれないが、国民が政治の二ユースを期待感を持って見ることが出来る社会であってほしいと願うのは私だけなのだろうか・・・
もちろん政治家だけの責任ではないのでしょう、今の政治を選んだのは国民なのですから、私はこの先どのくらいの時間があるのかわからないけれど、自分なりに満足出来る生き方に幸せだけれど、子供や孫たちの時代も平和で穏やかな国日本であってほしいと祈り願っている!



どうしてなんだろう、美しき人への想い

2012-09-21 15:03:03 | 「美しき人」からのおくりもの

私は時々不思議に思うのです、なぜなのだろうと、自分の心と会話する

67年生きてきてこれほどまで心を奪われて魅了させた美しき人

もう心が揺れるほどの感情など擦り切れてしまったと思っていた

老いの身の不自由さが感動する喜びを何処かへ置き忘れた来たと思っていました

でもこの心が震えるのですあのすばらしき感性に出会ったとき

美しき貴方は異国の俳優さんだとは知りませんでした

私のこの心が枯れて朽ちて行く苦しみと苦痛から光と魂を感じさせて

今を生きよと教えてくれた人、私には運命の出逢いだった

67年の歳月は長くて短い、たくさんの出会いがあり感動も多くあった

若き日に恋い焦がれた俳優や著名人そして歌手に憧れて心躍る日々もあった

そんな素敵な思い出も過ぎて行く歳月の中で私を育て人としての道を歩いた

けれど美しき人との出逢いは何かが違う私の中のすべてを変えてしまったあの日

言葉では表すことなど出来ないこの身を覆い尽くしたわけのわからぬ感動

あの静かな魂の喜びが波打つ心のときめきは変わりなく今日も魅せてる

私の『美しき人』の不思議は映像の中で愛おしく光輝きを増す

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★眼の悪い私の為に6畳間には不釣り合いの画面60インチのテレビにパソコンをつなげてくれた家人に感謝しつつも、見えることの嬉しさで、眼を使い過ぎかな・・・


大ヒットのようですね!

2012-09-16 13:27:00 | 「美しき人」からのおくりもの

ビョンホンさんの最新作映画『光海・・・王になった男』が韓国で公開され、大好評のスタートになっているようですね!!!

日本ではいつ観れるのか?とても楽しみです!予告編を観てとても待ちどうしいけれど、いつになるのかな!

以前の作品では予告編を観ると同時にいくつもの詩や言葉が生まれたけれど、今回の作品では眼がダメなのと脳梗塞の後遺症で記憶障害や感性がダメになってしまったのか、中々言葉が生まれてこないのが悲しいです。

でもやっぱりビョンホンさんはすごい演技力だと、ろくに見えない眼でも魅せられて言葉にできない感動と喜びを感じました!!!

それと、同じ年だという「リュ・スンりョンさん」という役者さん、私は名前を覚えるのが苦手でビョンホンさんしかわからないのだけれど、たしか韓国ドラマの「個人の趣向」だったで、同性愛者の役をされてた方だったかと思うのだけど、とても不思議な雰囲気でちょっと気になった俳優さんでしたが・・・

この映画、「光海・・・王になった男」はアメリカでも同時に公開されたのですね、アメリカでもヒットしてほしいですね、次回作はハリウッド映画ですから・・・
もう撮影にはいられたのかしら・・・

私は相変わらずの散歩に励んで元気になるよう頑張ろう!けど、今日は特に眼の調子が悪くてよく見えないよ~~~

子供の情景

2012-09-13 15:03:23 | 生きて行くこと

すこし遅めの朝食を済まして気のすすまぬ散歩に出た

生きぬくためにも辛くても歩かなくては

せめて足だけでも弱らせてはだめだ!

心の声をはげみ今日も歩く

何度かの休憩の後ふと周りを見ると小さな子がたくさんいる

グリーンの体操服を着た子供たちが飛び跳ねる

課外授業なのだろうか公園の中を走り回る

それぞれに虫かごを持つ子やあみのついた竿を振り回して

楽しげに木々や雑草の中を真剣に探し回る子の傍でベンチで足をなげだす子も

九月なっても暑さはまだまだ厳しくて私もベンチで一休み

通り過ぎる風が少しだけ秋を知らせてサングラスごしの青空は

こんな日常が幸せなんだと教えてくれた気がした


★★★
写真は昔、パキスタンを山旅した時のものです。

二番目の姉

2012-09-12 12:59:33 | ひとりごと

このごろしきりと思い出す二番目の姉

年も離れていたし一緒にいた時間もあまりながい時間だったとは言えない

どんな会話を交わしたのかも思い出せない

幼かった日に別れて家族ではなくなってしまった二番目の姉

極たまに姿を見たけれど何を話したのか笑顔のないさびしげな記憶

なんの前ぶれもなく突然この世から消えてしまった二番目の姉

けれど私は無意識に貴女の姿をつたない小説の中に描いていました

幸うすい姿ではなく輝ける健康な理想の女性に

今なんだかとてもあなたに会いたいですあねさまに

今とてもお話がしたいです二番目の姉さま

もし会えたなら妹として何ができたのでしょうか

笑いながら励まし励まされて悲しいことなど無かったと

逢いたいですあねさまにこの心の中で呼んでいます

今、自分の身に起きた困難から逃げたいからなのでしょうか

助けてなどとは言えないけれど会いたいです二番目の姉

ベネチア国際映画・・・

2012-09-09 13:53:26 | ひとりだけのシネマ(ドラマ)館

第69回、ベネチア国際映画祭で韓国の映画監督「キム・ギドク」氏の作品「ピエタ」が金獅子賞に選ばれたようです!おめでとうございます。
<写真はキドク監督の作品「弓」のものです>

以前、キム・キドク監督の作品について書いた文章ですが、好きな映画監督なので、又、載せてみました。

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私は、ほとんどがテレビか、DVDで映画を観る、外出が出来ない事もあるが、今は、ビョンホンさんの映画以外は映画館へ行こうという気持ちにならないのが正直なところだから、映画好きですとは言えないのでしょうが、テレビでは映画をよく観ている。

だが、はじめの30分が心惹かれるかで、終わりまで観るか、やめるかが決まる。
最近は、韓国の映画も多く放映されて、けっこう好きな映画も多い。

けれど、キム・ギドク監督の映画はいつも、心を持っていかれてしまう・・・
その理由がいまだにわからない、特別に、はでな、アクションがあるわけでもなく、ほとんど、台詞がない、役者さんが特に有名でもない(私が知らないだけかも)、どちらかと言えば、ストリーも坦々とした日常(一般的ではない日常だけれど)を描く・・・

最初に心を持っていかれた映画は「春夏秋冬、そして春」だった、この映画を観た時、説明の出来ない思いになって、レンタルで借りられる、キム・ギドク作品を全部借りてきて、続けざまに観た。

中でも、「うつせみ」と「サマリア」は私を廃人にして、しばらくの間、思考能力停止状態にした。

私は、映画を評論出来るほどの人間ではないので、私自身が感じたことを書いているのだが、一つだけ言えるとしたら、けっして映像が派手ではないのに、この頭の中にしっかりと刷り込んでしまう事、ギドク監督作品を観ると、しばらくは、私自身の思考能力を持っていかれてしまうのだ。

今回見た「弓」もまさしく、そうなのだ、この2日間、何かをしていても、それほど、強烈でも無い映像のあるシーンが、現れて、私が勝手に言葉や思いをその場面にはめ込んでいるのだろうか、なにしろ、この映画も、ほとんど台詞がない、俳優はその表情だけで、映画のストリーを描き、見る側に伝えている。

韓国は映画産業で、国の経済を立て直す国策をするほどの国です(もちろん、映画産業だけで、国の経済が立ち直ったわけではないが)・・・

もちろん、日本の映画も好きですし、観ている映画も多いです。
ただ、今のところ、日本の映画で、心を持っていかれた、作品がない事が、すこし残念です。

ただ、これだけは言わせてください!!!

俳優は「イ・ビョンホン」で始まり!!!

ビョンホンシの「魂の演技」に、これからも離れられないでしょう!!!

元気になったら、山へも復活して・・・
夢と希望で、頑張らなくちゃ~~~

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以前に書いた記事だけど、今も映画の好みは変わらないけれど、眼が悪いので記事の読み返しや手直しが出来ないことが悲しい・・・
でも失明の危機からここまで視力の回復ができた事を感謝しなくては!



心に残った映画「イン・ハ・シューズ」

2012-09-08 17:03:06 | ひとりだけのシネマ(ドラマ)館

なにげなくテレビをつけたら2005年公開のアメリカ映画「イン・ハ・シューズ」が放送されていた。

若いころ、私は本当に映画が大好きだった、特に大昔の独身の頃は仕事の休みの日はほとんど映画館にいた、それも朝から夜まで一日中、同じ映画を繰り返し観ていた、昔は入れ替えのない映画館が多かったので、好きなだけ映画館の中にいて、好きなだけ何度も観れた。

そんなわかいころを思い出させる心に残った映画「イン・ハ・シューズ」だ!
今は眼も耳も悪いのでドラマや映画もあまり見ることが出来ないが、この映画は観はじめたらやめられず終わりまで観て、とても心に残って、とても幸せな気持ちにさせた。

いろいろ書きたいことが多いけど眼が悪いので長い文章、映画の内容を説明出来ないのがとても残念です、私はしっとり心に残る映画が好きです、スピード感を競い、大掛かりな破壊や暴力を描く物は私にはついていけない!

70年代80年代の映画にはたとえ戦争を描く物であっても、印章深く、心に感動や伝えたいメッセージがあったと思う、今すぐには思い出せないけれど、映画を観てたくさんの感動し、癒されて、何かを考えた映画が多かったと、そんな気持ちにさせた「イン・ハ・シューズ」を観て感じた良い映画、私にはそう思えた。


生きて行くこと

2012-09-08 12:50:25 | 生きて行くこと

なんど考えてもただひたすら生きて行く事に

悔いのない自分この思いにたどりつく

特別な事をすることでもなくただしぜんに無理なく

けれどなんと難しいことなのだろう

人間(私)は一つ何かを得ると欲が心の奥からささやく

もっともっとほしい、次は大きくて確かな物を手にする

そんな欲望が頭の中を、心を支配して疲れ果てた自分がいる

実際は何一つ得る事もなくもどかしくて悲しくて

この心だけが歯ぎしりして悔しがる自分がいた

小さな幸せも違う方向から見れば大きな宝であること

この身の不自由さを嘆くより歩く事が出来る喜びに感謝

今日一日をただひたすら生きて行くこと

定まらぬ思いを言葉にしてる今日の日のいらだちに惑いながら

あすも何かを求め混乱の中でもがきただひたすらに生きて行く事を




想い人

2012-09-05 11:53:53 | 美しき恋詩(うた)

美しき貴方は遠い存在

ただこの心が嬉しくて切なくて

心だけが近づき貴方の幸せを願う

届くことの無い祈り

けれど私は願い祈る

今この幸せを夜空の星に

たとえそれが悲しい月夜であったとしても

美しき思い出は消えることのない記憶

ダイヤモンドの輝きのように

幸せであった時も苦痛で心が折れそうな時も

いつだって貴方は私の心の中に存在した

美しき想いが私を励まし勇気と力をくれる

この老いた身に新しき魂の言葉がうまれて

消すことの出来ない愛を呼び起こす

美しき想いを貴方に再びの恋がうまれた

遠い記憶、あの夏の終わり

2012-09-02 13:00:01 | 生きて行くこと

今日の天気予報は大好きな雨、久しぶりに自分の眼で空を見上げる期待
だけど目覚めれば青空が窓を照らして見えにくい私の眼を刺激する
極端に光を避ける今の私は眼を閉じたまま手さぐりで今日一日を思う

サングラスと杖に守られて歩く今日の散歩道には人の気配さえ消してる
今日の天気予報は当たりなのか時々感じる雨粒を気にしながらもなんだか嬉しい
眼の痛さを和らげる湿度のたかさがありがたくて今は大好きな青空より雨の日が好い

遠い記憶はあの夏の終わりに旅した異国での美しい青空と突然の雨と稲妻
映画の中のワンシーンのように恐怖と興奮、幸せと喜びをないまぜにした日々
今日の突然のどしゃ降りの雨の中で嬉しくて悲しく思い出す遠い夏の日の記憶