次世代フェスタで義肢装具を体験しようのコーナーがありましたので体験しました!
実はこの手の装具には、ずいぶん昔から興味がありまして・・
戦争や地雷で装具が必要になったときの支援として日本から指導や支援に
出向かれているニュースやドキュメンタリーは良く拝見させて頂いております
粘土細工も・ロボット物も好きなので昔から興味はあった分野です
ヤクルトの容器で義肢の製造と作り方の技術を伝授する番組も昔拝見しました!
只 このように体験用の義肢装具でなければ、私の場合は装着が出来ません
このような機会は滅多にないので、順番を待って体験させて頂きました
混んでおりましたので、足と右腕は既に体験希望者が体験中でしたので
私は、左腕の体験となりました、先ずは自分の腕を体験装具に固定します
肘から先が無い想定での義肢装具です 背中側に身体のサイズにあわせるバンドと
操作補助のワイヤーが回っております 肩胛骨と肩の関節、そして肘までの上腕部で
二股に分れている義手指先を操作します 義肢を希望の位置にロックすることも出来ます
下ろした状態です背筋・肩胛骨と肩の関節と残された上腕部を使用して、操作します
身体に残された機能を活かしての義肢となりますので全てオーダーメードです
残された上腕部と肩胛骨の筋肉を動かして義肢を下げています
ワイヤーがついた義肢を操作して手首の動きと義肢指先を開いて物を掴みます
ターゲットとして御菓子がカゴに入っているので体験者はそれをつまみあげます
このタイプは良く農作業中の事故で肘から先を無くした方がお使いになっていました。
旋盤工や・木工・製紙業・牧場で事故に遭われた方が、装着してご飯を食べていたり
トラクター運転や工具を器用に使われて仕事をされている映像を良く拝見しておりました。
体験は初めてでしたが 見慣れては、いるので御菓子はすんなりと掴めました。
それとは別に ボールペンで字は書けるかなと挑戦させて頂きました
ボールペンをつまみ上げて固定して線までは、書くことが出来ましたが・・
指の間だにボールペンを固定するのが難しかった!ペンのバランスが取れません!
字を書くまでは、至りませんでした 肘の開閉と力の入れ具合が難しかった
オーダーメードの義足は100万円ほどかかるとお聞きいたしました
ちょっとした義肢装具でも30万円以上の製作費がかかります
戦争や地雷で手足を無くされた外国の子供や女性がニュースの映像で
杖だけで生活をせざる得ない切実な問題がここにあります
貧しい人達に義肢装具の製作技術を伝え 現地での生産に繋げる活動も
義肢装具を贈る支援活動も日本の方もしていると、お聞き致しております
日本では事故による義肢装具を装着されるケースもあるのですが、最近の傾向は
糖尿病による壊死により、手足の切断という選択を迫られての装着が増えているそうです
見た目を重視した義手もございました 関節機能はロボット技術の応用が待ち望まれますね。