スカイツリー建設のライフラインと言うべきクレーンに掛けるワイヤーの紹介です
【全日本ロープ加工組合連合会東京支部】による
手加工による玉掛け用ロープつくりの実演
写真にある大きなワイヤーはスカイツリーのクレーンでも使われている玉掛けワイヤーです
奧ではワイヤーを編み込んでいましたクレーンで吊るワイヤーは玉掛けワイヤーで
台付ワイヤーは、物を固定するために使われるワイヤーです
ワイヤーの製作会社によりますと
※玉掛けワイヤロープの加工方法は、クレーン等安全規則第219条第2項及び
労働安全衛生規則第475条第2項に定められています
玉掛けワイヤロープは、半差し(段落し)を行っているので
差し終わりが細くなっていますが 台付けワイヤロープは半差しを行わず
丸差しのみですので差した部分と正常部のところに段がついています。
玉掛けワイヤロープはクレーン等安全規則第213条第1項に6以上、
台付けワイヤロープは労働安全衛生規則第500条第1項に4以上と定められています。
ロープ加工技能士
クレーン等安全規則第219条第2項に係る労働省労働基準局長の通達に
「アイスプライスの編み込みは充分な技能及び経験を有する者に行わせることが必要である」
とされています。
玉掛けワイヤロープについては、労働省認定のロープ加工技能士が製作したものを
使用する事が原則となっています。
ホームセンターでは 台付ワイヤーの取り扱いが多いです
物を固定するためのワイヤーです 奧の実演では編み込み台付きワイヤーを
実演されておりました アイ(輪っか)にした端を元のワイヤーに挿し通して
編み込んでおりました
種類は ●編み込み台付きワイヤーロープ
素線を丸差しのままアイの反対側から5回差した物
●かご差し
素線を丸差しのまま アイの反対側から、かご状に4回差した物
●エンドレス台付ワイヤーロープ
ワイヤーロープをエンドレス状にして、巻き差し、
又はかご差しにした物
ロック台付ワイヤーロープ
ワイヤーロープにアルミ合金のW管を通してアイを作り圧縮機でカシメた物
との説明がありましたが すみません いまいち判別がつきませんでした
スカイツリーのクレーン用のワイヤーロープのでっかさに目を奪われた実演でした
ワイヤーのヨリの間にワイヤーの素線を通して行く手際の良さに驚きました
ワイヤーを編んでいる あんなに太いワイヤーを間に通しているに
これだけ太いクレーンワイヤーがあるから スカイツリーの建設はドンドン進むのでしょう!
縁の下の力持ちと言いますが、あの高さに何機もあるクレーンの先の命綱ですよね!
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