鶴岡市中心商店街

　鶴岡タイムスさんの新年号と今回の１月１５日号の２回にわたって、鶴岡市の中心市街地と商店街の活性化についての座談会が掲載されています。近年シビックコアの一環で、鶴岡公園付近に箱物が多く建設され、若い設計士さんが中心になって旧商店街を活性化をしようという計画から、山王通りの整備、松文産業さん跡地にシネコン建設等、鶴岡の旧市街地に活力を与えるべき動きが活発になってきております。
商店街に関しては、道路を整備したり集客施設を建設しても、各店どうするか？というのが最大の課題だと思います。家具屋の同業者では竹野家具さんや鈴木家具さんは特化した商品を販売し、がんばっております。家具屋やアパレルに関しては特化は難しくはないと思いますが、困難な業種もありますし、高齢の店主が今更、業態はもちろん品揃えを変えられるか？という気持ちもあると思います。
　県内の家具販売の同業者で、苦戦を強いられているお店がございました。以前同じ組合でやってきた仲間でもあったので、他の旧組合員と再建計画を考え、企画等を考えたり、お手伝いを申し出しましたが断られました。頑として現形態でやっていくという考えで、それで万が一の事があっても本望であるというのだと思います。
　やはり小中規模のお店の集合である為、各店の思惑もありハード＆ソフト両面でコンセプシャルな商店街作りは困難であると思います。しかし、今でも魅力的なお店は決して少なくはありません。ここでも何度かご紹介いたしましたが、内川通りのＣＤブレインさんは音楽好きにはたまらない店です。店主はいかなるジャンルにも精通していますので、商品探しにも応えていただけます。阿部久書店さんも今は古本にチカラを入れていますが、安いので私もついつい読みもしない本を何冊も買ってしまいます。先述した鈴木家具さんは重厚感あるオランダの輸入家具の品揃えが見事です。私の叔母もあの付近で呉服と洋服のお店を営んでおりますが、車の乗れないお客様には箱いっぱいに商品を入れてご自宅まで持っていき、選んでもらう様な事もしております。
　鶴岡タイムスの社長さんとはお付き合いもあり、このブログもみていただいている様なので、書きにくいところもございますが、引き続き次回も鶴岡市中心商店街について書かせていただきたいと思います。

ただ今、ヒスミニ　ナルミヤ系を強化買取りしております。