鶴岡市中心商店街Part2

前回の続きです。老舗のおもちゃ屋さんにはお宝が眠っているというのは有名な話で、鑑定団に出ている北原さんは全国の老舗のもちゃ屋さんを廻ったという事ですが、北原さんのみならずおもちゃ屋さんや駄菓子屋さんは、ほぼマニアの手にかかっていると言われます。しかしお宝とまでいかなくとも、掘り出し物はおもちゃ屋さんや骨董品店だけではなく、山王通りや銀座通りの老舗と言われる専門店にもあるものです。私も文房具店さんでジャンボーグＡの筆箱を発見、恐らく仮面ライダーやウルトラマンでないので残っていたのですね？ちなみにヤフーオークションで数千円で売られていました。かばん屋さんにも古いキャラクター物がございました。あるお店で、画像にあげた当時物の古い野球帽もゲットしました。別に値切りもしていないのに、とても安くしていただいた上に『こんな物をたくさん買っていただいて』と感謝されました。逆にこれをオークションに出して儲けようと考えると、良心が痛みますのでまだとっております。ただ、何となく面白い物は無いか？探しているのですが、『どういった物をお探しですか？』と執拗に接客されると辛いものがございます。当店でも家具の専門店時代はまず軽く声掛けはさせていただいて、反応がよくない場合は『もし何かございましたらお気軽に声をかけて下さい』と目の届く範囲の場所で、家具を拭いたり別の作業をする様にしていました。あまりコミュニケイションをとろうとすると嫌がる方のほうが多いのです。恐る恐る入ってみて、次第に懐かしい空気が心地よくなり、何度か顔を出すにつれてお店の方ともコミュニケイションできる様になり、お店のファンになるという段階が必要だと思います。当然、恐る恐るでも何でも、ご来店いただけるというファーストステップで苦労しているお店が多い状況も理解できますが、せめて折角ご来店いただいたお客様には気分よくいて欲しい、これはもちろん私達も常に気をつけている事です。
　
そうそう、うちの店にも来るなり『何か掘り出し物は無いか？』とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。『すべて掘り出し物ですよ～』