癌の先進治療

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最近は山形市の工具のリサイクショップのオープン準備で、山形と鶴岡を行ったり来たり、前日は夜の１０時に帰宅して、翌朝は店の前の除雪でいつもの１時間前に出社と、かなりハードな毎日です。特に雪の月山越えは神経を使うので目肩腰にきます。山形工具館の準備で鶴岡店での仕事も溜まっていましたが、この日は保険会社が企画した講演に行ってきました。

癌治療の今という感じのタイトルで、先進治療を受けるには、それなりの保険に入らないとダメですよ、という宣伝は行く前からわかっていますが、演者は郡山市の南東北がん陽子線治療センターの方なので、現場の話を聞いてみたいと思ったのです。何度もお話しておりますが、私の両親は６０歳で癌で亡くなっていますので、私の余命も１０年ほどです。ただ新規出店もあり、子供２人はまだ学生で一人暮らしと、まぁ中途半端に生きてしまうのが一番の迷惑になりますので、先進治療には本当に興味があります。

特に陽子線は山形大学の医学部病院にも設備される予定もあるので、詳しく聞いておきたいと思いました。放射線治療はご存じ、癌細胞の周囲の健康な細胞にも照射するので、それの副作用も強く、部位によっては照射できないのですが、この陽子線は確実に癌細胞だけに照射することができるそうです。それほど大きくなければ切る必要もなく、照射のみで癌をなくすることができるそうです。

これを１日３分、週５日、６～８週間で完治できるのだそうです。郡山市や近隣在住の方は、朝の治療をして、仕事をしながら通いでもできるそうです。この３０～４０回分の治療で２８８万円という事です。日本は進んでいて１３か所、陽子線治療の施設があるそうですが、あの大きなアメリカには５か所しかなく、その治療費も１３００万円だそうで、アメリカから郡山まで治療に来ている方も多いそうです。

いまや３人に１人が癌で亡くなっている時代に、遺伝子から言って確実に癌に侵されるだろう私は、検診もちゃんとしていなくてはいけないのです。この日はＰＥＴ検診についても話していましたが、簡単にできるとは言っても１回１０万円は大きいです。過去３回ほどＰＥＴ検診を受けましたが、毎年は無理です。まず今年はＰＥＴでない普通の検診を受けて、来年はまたＰＥＴを受けてと考えています。

簡単に保険会社に乗せられましたが、先進治療を受けられるようにしておくべきかも(笑)。


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