化学調味料ラーメン

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以前お話ししましたが、ラーメンにおける化学調味料を否定はしません。化学調味料とは味の素のようなアミノ酸を使った旨味調味料の事ですが、これを一切使っていない、いわゆる無化調を謳ったラーメンでも、ペラペラのスープを提供するくらいなら、いっそ旨味調味料を加えた方が良いと思います。

でも、化学調味料の量にも加減が必要だと思います(笑)。ある有名店ですが、以前から化学調味料の香りがきついなとは思っていましたが、先日お伺いした時は、途中で電話が入った為にスープが冷めてしまいました。スープが冷めると化学調味料の香りと風味はガツンと出てくる様です。もう底には澱んでいます。我慢して麺は全て食べましたが、できるだけスープが絡まない様に振るいながら食べました（涙）。

そこで、あるラーメン屋店主が、この店の作り方をズッと見ていたら、スープに白い粉を大量に投入していたと言っていたのを思い出しました。普通は入れても１振り、２振りなのでしょうが、ドドッと入れていたそうです。ドドッと入れるモノがまさか化学調味料である訳が無いと思ったのですが、これはやはり化学調味料の入れ過ぎだと気が付きました。

今は完全無化調になった千石やさんも、使っていた時期でも耳かきほどのサジに１杯程と言っていましたが、化調の風味つけとしては、それでも十分という判断だったのだと思います。それをドドッとですから入れ過ぎにも程があります。

最近は自宅でも使っていませんが、ウチの父は味の素が大好きで、結構な量を醤油で溶いで、いろんな食品にかけていました。私は当時から味の素のちょっと鉄っぽい風味が嫌で、使ってもほんの少量でした。あの鉄っぽい味と臭いには敏感で、少量なら旨味ですが、大量投入されるともうダメです。

発がん性という話には諸説ありますが、間違いなく摂りすぎは良くないそうです。●●●●さんは、それだけで十分に美味しいので、化学調味料は適量にしても良いと思います。

今回はその店のラーメンの画像を掲載する訳にもいかず、無科調ラーメンの本の画像を載せましたが、この本に掲載されたお店ではありませんよぉ。

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