カープBOM２００４年５月（４）

海まで．．．
at 2004 05/08 00:53 編集


　６日は気まぐれに意味も無く広島港まで出掛けて来た。　何となく海が見たくなったと言ったところだろうか。　私の住む町から一旦広島の街まで出て、そこから港行きの市内電車に乗り換え、家から約一時間ほどで港に着いた。　私が知っている広島港のターミナルビルが昭和３０年代にタイムスリップしたかの様な古臭い建物だったのだが、最近になって周囲の埋め立てに合わせて新しい場所に建て直されたみたいだ．．．


　建物はキレイになっていたが、中身は特に変わっていない印象だ。　広島港からは四国や九州、韓国にも船が出ているが、基本的には瀬戸内海の島嶼部へ行く船が中心みたいだ。　ターミナルビルの二階展望室から眺めていると、島嶼部へ向かう船が引っ切り無しに出たり入ったりしていて賑やかではある。　建物を出て海沿いの遊歩道を歩いたがいい感じだった。　海の見える公園でただのんびり過ごすのも悪くない．．．


　私は切符売り場で四国行きの船の料金や時間を調べてみる。　松山行きの普通フェリーが片道２５００円か。　今年、伊予大洲城の復元天守閣が完成するのを機に、松山・今治・大洲の『伊予城巡りツアー』をやってみたいと考えている。　多分、今年の末か正月休み辺りになるだろうと思っている。　去年は船で韓国まで行って来たのだが、四国に行くのは子供時代以来だろうか。　自分で切符を買って行くのは初めてだろう．．．


　私はターミナルビルを出て桟橋の前を歩く。　ターミナルビル前の便利な所は江田島や能美島など、よく利用される船が使っていて、その脇に便数がちょっと少ない別府や今治への船や松山への高速船が使う桟橋がある。　そして一番端っこに私が乗る予定の松山行きの普通フェリーがある。　高速船なら松山まで１時間で６０００円、そして普通フェリーなら３時間掛かって２５００円か。　値段が高いと船が立派なだけでなく桟橋まで近くなるのか．．．


　来年、松山と徳島にＪリーグクラブが誕生する予定だ。　Ｊ２に加わるこれらのチームと現在Ｊ１のサンフィレッチェ広島との対戦機会はしばらく無いが、いずれ対戦する時にはこの海を越えて両チームのサポーターが行き来するのだろうか？　広島と松山を結ぶこれらの船に乗って．．．　考えるとちょっとワクワクするものがある。　もちろん、私は野球ファンなのだから本当はプロ野球チームも作って欲しいのだけど。　せっかくあんな立派なスタジアムがあるのだから．．．


　将来は松山と徳島に加え、高松や高知にもＪリーグクラブが出来たらいいね。　また、四国では地域同士の対抗心が強いので愛媛県内だけで複数のクラブチームを持つ事だって出来るかも知れない。（今治・宇和島など）　今までプロスポーツの無かった四国だが、来年から新しい何かが始まると思う。　少なくともサッカーに関しては北海道から九州まで”空白の地域”は無くなる訳だし。　その結果として何が起こるのか、私にもまだ分かりませんが野球ファンの私としても楽しみです．．．

元・祝日に思う

　今日は平成の天皇誕生日でしたね。　去年から普通の平日に戻っていますが２年目でもう違和感は無くなってます。　前から書いていますが私は今の祝日は一度、その由来に基いて整理するべきだと......

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雨天決行
at 2004 05/09 23:47 編集


　今日の広島の天気予報は雨で、カープの試合は中止になるのかと思ったがしっかりと行われたみたいで。　しかし夕方に激しい雨が降ったりしたので観客の入りは寂しかったな。　でも今日の天気ではリスクが大き過ぎて遠方からは来れないし仕方が無いだろうな。　これでも中止になって秋の日程に組み込まれたらもっと少なくなるかも知れないと思ったのだろう。　今年の市民球場は雨天中止がまだ１試合と少ないが、その一試合は大入りが期待された５月３日なのだな。　運が良いのか悪いのか．．．


　開幕から絶不調だったジャイアンツの高橋（由）選手は今回の三連戦を見る限りほぼ調子を取り戻しているみたいだ。　高橋選手は敵としては実に嫌な相手なのだが、日本代表チームの一員として見ると頼もしく見えてくるから面白いものだが。　今後、野球の国際大会が定着する事になれば、自分の普段応援しているチームの勝敗とはまた違った楽しみが出来る事になるだろう。　カープの資金力では毎年優勝を期待する事も出来ないが、新しい時代にはそんな野球の楽しみ方も出来るかも知れないな．．．


　日本代表チームと言えば、今度のオリンピック代表選出が濃厚な選手の中にも故障や不調が多いのも気になるな。　スワローズの宮本選手や石井（弘）投手は故障しているし、ファイターズの小笠原選手や新庄選手も試合に出ていない。　またライオンズの松坂投手やジャイアンツの上原投手は不調で．．．いや、現在１２球団の内で”エース”と呼ばれる投手で名前通りの活躍をしているのはバファローズの岩隈投手だけなのでは．．．　ちょっと気になる傾向ではある。


　オリンピックの正式な代表選手が選ばれるのは来月だし、今からでも活躍次第で代表チームに選ばれる可能性は十分ある。　カープで言えば若手の大竹投手や河内投手もそうだろう。　「黒田さんは調子が悪いし、先輩には悪いけどアテネには俺が行きます！」と一球団二人の枠を勝ち取る事も出来るかも．．．　そんな競争なら私も歓迎するけど。　もしかしたら私が考えた代表チームの構成とは大きく変わるかも知れないな。　まだ一ヶ月もある。　名乗りを挙げるには十分な時間だ．．．

　．．．以上です。