廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

夢の叶う時

2023-12-27 22:22:22 | Weblog
 月曜日に広島市内中心部に出た際にも様子を見に行って来ましたがサンフレッチェとレジーナの本拠地となる(一応ラグビーも出来るらしいが、ここを使える経営規模の試合が出来る地元クラブは無いので)サッカー専用スタジアム・エディオンピースウイングは明日、完成の日を迎えて工事関係者から発注元の広島市に引き渡され、広島市から指定管理者に任命されたサンフレッチェが入って明日から売店やミュージアムなど来年、2月の開場へ向けて来年の仕事始めから?準備に入ると思われます。

 

 今までサンフレッチェは郊外部に在るビッグアーチ(広島広域公園陸上競技場・命名権により来年初めまでエディオンスタジアム、その後は別の命名権による名前に変更し”本来の”陸上競技やコンサートなどで使われる予定)の立地による交通の便の悪さに苦しめられ、シャトルバスなどの料金に配慮してチケット代を安く抑えた上にアルパーク、後にJR横川駅へのシャトルバス運行費用や臨時駐車場を用意する経費が経営を圧迫して来ましたが公共交通機関で余裕で集客出来る”街中スタジアム”に移転した事で選手達へも相場に見合った給料を出せる様になりましたね。

  

 本拠地スタジアムが街中からあまりにも遠く普段、拠点として利用出来ないので公式グッズショップ『ⅤーPOINT』を広島市内中心部にアンテナショップ的に設置、最初は相生通りに面した路面店でしたがクラブの経営危機で維持出来なくなり”スポンサー様”エディオン紙屋町旧本店の東館の最上階にテナントとしてやらせて貰い、その本店の建て替えの際にシャレオ地下街の東通りへ移転して今に至り、そして今日をもって閉店しグッズショップの機能はエディオンピースウイングの売店として。 私のここでの最後の買い物はレジーナのチケットでしたね。 ⅤーPOINTの名前は無くなりますが将来的にはサンフレッチェがフットサルパークを運営している広島駅の北口で復活出来ないかと夢想していますが。



 サンフレッチェは大手町一丁目に在るクラブ事務所も今日で仕事納めだそうで報道によると、ここも来年中に引き払ってエディオンピースウイングの内部に移転する予定だそうです。 

 

 そんな訳で?仕事納めも済んだサンフレッチェは明日、指定管理者として完成したエディオンピースウイングに入ります。 恐らく明日は広島市の松井市長と役所の関係者、湯崎県知事、広島商工会議所の関係者、そしてサンフレッチェのクラブ職員の全員と広島に残っているサンフレッチェの選手、レジーナの選手も来週の試合に向けての練習の合間に集まるのでは。


”かえない”名前

 先月の鳥栖アウェ―遠征では行きも帰りも門司から博多までの道を通りました。 そして夜勤明けに”朝酌”しながら見ている『にっぽん縦断こころ旅』もちょうど九州編をやっていてちょっ......

 私が市民球場跡地の再利用問題からサッカー場の建設問題に関心を持ってから10年以上の時を経てやっと完成の日を迎えました。 しかし私の夢はスタジアムを建てる事そのものでは無く、カープの広島駅前への移転で失われた広島市内中心部の活気を取り戻す事で、明日のスタジアム完成もまだ夢の途中と言う事になります。



 エディオンピースウイングと街中を結ぶ陸橋も完成間近、これなら来年の2月にあるサンフレッチェのホーム開幕戦は勿論、杮落としのプレシーズンマッチや寄付者への特典であるスタジアム内覧会にも間に合いそうですね。 私の夢は近い将来、サンフレッチェとドラゴンフライズ、カープが揃ってホームゲームをやった土曜日の夜、流川歓楽街の...例えば新天地公園辺りでユニフォーム姿の人を見掛けたサンフレッチェのサポーターさんが「今日カープ勝ったん?」と話し掛ける光景ですね。 今は3チーム共に駅へ直結の導線で街中にみんなが集まる事が難しいですから。 そんな光景を見た時に私も「やり遂げたよ、最後まで」と夢の実現を噛みしめると思います。

 

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