小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

「専門家に相談しましょう」というフレーズのバカバカしさ

2020-07-02 05:10:21 | 医学・病気
「専門家に相談しましょう」というフレーズのバカバカしさ。

ニュースとかで、何か困ったことがある人に、

(専門家に相談して下さい)、とアナウンサーは言う。

(特に、医療関係のことが多い。)

このフレーズは、実に、バカげている。

というのは。

「専門家」、というのが、あたかも、真理を知る者、という感覚なのだろう。

「専門家」、というのは、単に、「専門家」、という肩書きを持つ者に過ぎない。

その分野の、真理の知る者でも何でもない。

僕は、過敏性腸症候群、や、喘息、不眠症、アレルギー、昼夜逆転、うつ病、などで、数数えきれない、精神科医、や、心療内科医、や、呼吸器科医、や、消化器科医、にかかってきたが、マトモな医者は、10人に1人もいない。

むしろ、下手な、「自称、専門医」、よりも、ある病気を持っていて、何とか、治る方法は無いかと、調べている患者の方が、ずっと、、「自称、専門医」、より、正しい知識を持っていることがある。

僕は、そういう人を数多く、見ている。


僕は、テニススクールで、かなり、テニスをやったが。

テニスコーチ、というのは、

「テニスを教えられる専門家」

ということに、なるのだろうが。

僕に言わせれば。

彼らは、自分がテニスを出来る人間であるだけで、

コーチでも、何でもない。

彼らは、テニス(に、限らず、運動の上達の理論)、などの本など、読まないし、ビデオも見ない。

指導の理論を学ぼうとしない。

コーチが、何か、アドバイスすると、それは、少なくとも、僕にとっては全部、

「とっくに、調べて、知っている事」

ばかりであった。

なので、コーチのアドバイスから、何か学んだことなど、一つもないし。

また、テニススクールで、2年も、3年も、やっても、上達した人というのを見たことがない。

むしろ、バカなコーチの、言う事は、聞き流さなくては、絶対、上達しない。

これは、断言する。

田原総一朗も。

うつ病になって、いくつもの、精神科医を受診したが、誰も原因がわからなかった。

それで、たまたま歯科を受診して、入れ歯、の噛み合わせ、が、悪いのを治したら、うつ病が、改善された、という経験がある。

「専門医」、とは、真理の基準でも、何でもなく、「・・・専門医」、という、肩書き、を持っている、人、というだけのことである。

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宮沢孝幸先生。京大ウイルス・再生医科学研究所准教授

2020-07-02 02:38:53 | 医学・病気
宮沢孝幸先生。(京大ウイルス・再生医科学研究所准教授)

コロナに関して、最も、正しい事を言っている、先生だと僕は、思っている。

ウイルスの研究を、30年、やってきた。

僕は、一体、一人の人間に、どのくらいの、ウイルス量が、体内に入ったら、感染するのか、という事に強い関心を持っていた。

宮沢孝幸先生は、それを、明確に示している。

細かい事は、宮沢孝幸先生、の、動画、なり、ネットの文章を読んでもらいたい。

ので、書かない。

宮沢孝幸先生によると、ウイルスの感染が、成立するには、最低でも、1万個の、ウイルスが、必要らしい。

(らしい、と、書いているけれど、先生の研究チームは、実験によって、確かめてきたので、これは、科学的事実、と言っていい)

先生は、手の、アルコール消毒も、石鹸での、手洗い、も、ほとんど、無意味、と言っている。

コロナウイルスが、手についても、水道水で、洗うだけで、十分、と言っている。

そして、先生は、コロナウイルスの、ついた手で、目、や、口、や、鼻、などの、粘膜に触れなければ、感染しない、と言っている。

しかし、マスクを、することの重要性は、先生も、強く、訴えている。

マスクをしないと、感染のリスクが、あることは、先生も言っている。

しかし、マスクをしなくても、近い距離で、向き合っていても、大声で、長時間、話し合わなければ、ウイルス感染は、起こりにくい、と言っている。

向き合っていても、マスクをして、話をしなければ、まず、感染しない、と言っている。

もちろん、そうしても、100%、感染しない、と断言は、出来ない、とも言っている。

しかし、先生の感染対策方針でやれば、99%、は、感染しないとも、言っている。


僕は、先生の、科学的根拠に基づいた、説を信じる。

そうすると、大阪、や、名古屋、や、東京、の、パチンコ店では、マスクをしていれば、まず、感染は、起こらない、と言っている。

なぜなら、パチンコ店では、二人の人、が、お互いに、向き合う、という事が無く、客は、黙って、一人で、パチンコ台に向き合って、いるし、パチンコをする客は、みな、黙って、パチンコをしている。

ならば、喚起を良くして、「大声を出さない」、ということを、客に守らせれば、まず、コロナ感染は起こらない。

(そもそも、パチンコ店で、大声を出す人なんて、いない)

だから、吉村大阪府知事の出した、パチンコ店の、自粛は、全く、意味がなかった、と、宮沢孝幸先生は、言っている。

吉村大阪府知事は、宮沢孝幸先生の、極めて、わかりやすい意見を聞かなかったのだろうか?

国が、数値目標を出さないで、ウロウロしているから、しびれをきらした、吉村知事が大阪モデル、を作ったことは、良かったことだと思うが。

それにしても、パチンコ店を、全部、休業させた、ことは、店にとっては、大打撃である。

もちろん、宮沢孝幸先生も、自分の理論でやれば、100%、感染しない、とは、「言い切れない」、もどかしさ、を感じているように見受けられる。

しかし、宮沢孝幸先生は、宮沢孝幸方式でやれば、99%~100%、感染しない、と主張している。

なら、これは、絶対、宮沢孝幸先生を、専門家会議に入れるべきだった。

世の中の事柄では、100%、安全、ということは、まず、ないのである。

電車に乗れば、電車が、脱線する、確率は、0%、でないのだ。

(電車が脱線して死ぬこともあり得るのだ)

飛行機に乗れば、飛行機が墜落する確率は、0%、ではないのだ。

どんなに、安全運転をしていても、交通事故を、起こしたり、起こされたりする確率は、0%、ではないのだ。

しかし、まず、99%以上、は、安心、と思って、人間は、日常生活をしているのだ。

そもそも、コロナの感染者数を、毎日、国や、都道府県は、出しているが、(実際の感染者は、その10倍くらいいる、と言われているが)、ある日の、日本のコロナの感染者数が、100人、と、すれば、実際の感染者数は、1000人、ということになる。

そうすると、日本の人口は、一億人だから、自分が、コロナに感染している確率は、10万分の1、ということになる。

三密を避け、マスクをして、感染に、気をつけている人だったら、自分が、コロナに感染している、確率は、100万分の1、ということになろう。

実際、日本の、全ての、電車では、毎日、何千万人、という、通勤、通学者、が、電車に乗っているが、(もちろん満員電車もあるが)、電車での、感染者というのは、今まで、一人も出ていないのだ。

そういう点でも、パチンコ店の休業、(パチンコ店、以外の業種でも)、日本が、経済破綻することは、なかったのだ。

僕は、外出では、マスクなんて、していない。

しかし、市民体育館が使えなくなって、アスレチックジムに入って、筋トレ、や、ランニングをしているが。

バカバカしい、と思いながら、マスクをして、トレーニング器具は、いちいち、アルコール消毒している。

そうしないと、日本国民から、「非国民」、と、見なされるからだ。

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