かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

馬場あき子の外国詠 354(スイス)

2019-10-13 17:31:59 | 短歌の鑑賞
   馬場あき子の外国詠49(2012年2月実施)
      【ロイス川の辺りで】『太鼓の空間』(2008年刊)176頁 
       参加者:N・I、井上久美子、崎尾廣子、曽我亮子、藤本満須子、渡部慧子、鹿取未放
      レポーター:N・I 司会とまとめ:鹿取 未放
       

354 白鳥の貌つくづくみればおぢいさんいぢわる教師あり大方はをとめ

      (当日意見)
★じっくり眺めるとおじいさん貌の白鳥や意地悪な教師貌の白鳥もいるという発見が面白い。しか
 し「大方はをとめ」と収めたところがいい。大部分の白鳥はおとめのような可憐さなのだ。
  (鹿取)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする