渡辺松男研究2の3(2017年8月実施)『泡宇宙の蛙』(1999年)
【四葉鵯】P19~
参加者:泉真帆、T・S、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:渡部慧子 司会と記録:鹿取未放
25 にんげんの時間は背骨のなかにある樅を見上げてわれ息深し
(レポート)
人類として経てきた時間を尾てい骨に残す背骨に思いを致す。その遙かな感覚に「われ息深し」なのだ。(慧子)
(当日発言)
★背骨の中に進化してきた歴史が刻まれているんですね。上句は見方によっては理屈っぽいのです
が、下句は樅の木と〈われ〉が交流し合っていて暖かくて深々としたよい歌だなあと思います。
(鹿取)
★「われ息深し」に時間が流れていていいと思います。(真帆)
【四葉鵯】P19~
参加者:泉真帆、T・S、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:渡部慧子 司会と記録:鹿取未放
25 にんげんの時間は背骨のなかにある樅を見上げてわれ息深し
(レポート)
人類として経てきた時間を尾てい骨に残す背骨に思いを致す。その遙かな感覚に「われ息深し」なのだ。(慧子)
(当日発言)
★背骨の中に進化してきた歴史が刻まれているんですね。上句は見方によっては理屈っぽいのです
が、下句は樅の木と〈われ〉が交流し合っていて暖かくて深々としたよい歌だなあと思います。
(鹿取)
★「われ息深し」に時間が流れていていいと思います。(真帆)
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