お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

河童姫にせまる勢い

2006年03月20日 19時44分32秒 | またぎ家の日常
私のネタで一番人気は河童姫でしたが
ここにきて「またぎ姉ちゃん」がふんばりを見せています。
じわじわと人気に火がつくか?

ということでまたぎちゃんの新ネタです。


とんびに生まれた鷹が、ミスコンに出ることになりました。
鷹ってもね、本人達がそう思っているだけで
私には普通のアホ女子大生に見えますです、ハイ。


そのアホが招待されたパーティーに
一族郎党ひきつれて、参加することにしたまたぎ家。


出発の三日前になって、またぎが実家に現れました。


「あのな、母ちゃん。
うちな、つけていくダイヤがないねん。」

「婚約指輪があったやろ。」

「あれは小さいねん。1キャラないねんで。」


普通、婚約指輪はそれぐらいです。

「それにな、うち肥ってしもて、入らへんのやわぁ。」


あの・・もしもし。
お義姉さんは、私がお嫁にきた18年前から
肥ってはりますけど?
そんなことに昨日今日気づかはったんですか?



「そしたら早いこと、直しに出したら良かったのにぃ。」と姑。

「な、母ちゃん。
母ちゃん、ダイヤの指輪持ってたよな、ピンクダイヤのやつ。」

「あれは、アンタが『そんな安物、どこの百均でこうてきたんや』ってゆうたやんか。」

「あ~あれ、見せて。みたいわ~うち。」

義姉は姑が持ってくると、さっと箱から取り出し
自分の指にすばやくはめたそうです。

「あ~思ったとおり。うちの指にぴったりやわ。」

「よう言わんわ。」とあきれる姑。

「エエやん。うちがする方が似合うし。
そや、アンタはな、ほらあのブラックオパール、あれ、つけて行きぃ。」

そういい残し、義姉は指輪をつけたまま、さっさと帰っていったそうです。


ま、ここまでなら、ちょっと酷い話。


でも、何事にも上がいたはるんですわ。



実は姑はこうなることは、読んでいました。
読んだ上で、自分には3カラットの指輪を用意したのでした。
しかも、それは去年のうちに納品されていました。

「お義母さん、なんで義姉さんに言わないんですか?」

ときくと

「そんなん言うたら、怒られるに決まってる。
その大きさ半分にして、あまったお金で自分に買えって
言うに決まってるわ。」と姑。


ま、義姉はハメられた感がありますな。



ここまでくると、『ひでぇ話』。



そしてお話はさらに続きます。


その二日後、義姉が今度は娘をつれて実家にきました。

「母ちゃん、この指輪、やっぱりエエわ。
そんでな、この指輪がな、私に言うんや。
『この指でずっとおりたい』って。

な、うちにこれ頂戴!」


それをきいていた娘。

「え? その指輪、私にもさせてみて!」

母親の指からぬきとり、自分の指にはめ

「いや~やっぱりきれいやわ。
な、おばあちゃん、これ私に頂戴!!」

「いや、これはうちにやて・・」

「なにをゆうてんの、これは私が・・」


「・・・・あのなぁ、私、まだ生きてるんやけど。」


しらける姑。

「私が死んでから、取り合いしてくれるか」



指輪の話はこれくらいにしといて、
次回はその結果を、お知らせします。