お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

脳良のハコ

2007年11月22日 14時37分56秒 | ミーちゃんハーちゃんな世界
ハコの漢字を出すのがめんどくさいので
あえてカタカナで。

そういう時に使う言葉じゃない筈だが、
そこをあえて、で。

香川県で唯一、魍魎のハコをかけてくれるという映画館に
前売券を買いにいった。

そこはさびれきった高松の商店街の中にある。

閉めた店舗が軒をつらね、路上はフリママニアに占拠されていた。

うさんくさい人達がたくさん集まってきていて
日の当たらないその通りは、思いっきり治安が悪そう。

その中をぬけて、小さなビルの前に立つ。
前にきたことのある闘魂ちゃんにきくと
このビルで間違いないという。

「その階段、上るんや。いや、降りるんやったかな?」

「どっちやねん。」

地獄の一丁目にきた気分の温さんは、階段の前で立ち止まる。

「アンタ、こんなトコ、ようきたなぁ。」

「お母さんが、ここに行けゆうたんやんか。
ハチクロはここでしか、やってないゆうて、去年の冬。

・・あ!思い出した。降りるんやった。」

「ちょっと、ついてきてよッ!!」

そう言って、恐る恐る階段を下りた。

中には若い兄ちゃんがひとり。

「あ、エヴァ○ゲェリオンですね・・」

「いいえ、違います。魍○のハコの前売券を買いに・・」

「あ~はいはい。」

そういって、横の棚から、おまけの小さい六面体を出してくれた。


コレコレ!

私はこれが目当てで、わざわざこんなトコまで出かけてきたのら。


母親に思いっきりあきれる闘魂ちゃん。
いやさ、家族一同。


お~っほほほ


前売券を一枚だけ買う私に
「お母さん、映画、ひとりで観んの?」という。


アホけ。
映画はひとりで観るもんじゃ。

とは言ったものの、この通りをひとりでくるかと思ったら
ちょっとつらい。

帰りの助手席で、カバンから脳良のハコを取り出して
袋を破ろうとして気がついた。

「私、一度も六面そろえられたことがなかったわ・・(涙)」

この袋をやぶれば、絶対私はまわしてしまう。
六面の色がそろっていないルーヴック・キューブなんて
美しくない。。。


というワケで、今だにナマで、脳良のハコに触ってない。


映画には絶対行こうと思う。
勿論、他県の映画館で。