トップ

たとえば今、スポーツで活躍している人たち
天才といわれる人たち、皆さん、小さい時からトップをとって
こられたんでしょうなぁ。

小さい時から秀でてて、それでスポーツでメシをくう覚悟を決めた
みたいな気がする。

いっぺんも一番になれんヤツは、長いことやってても
先は見えてるから、もうやめぃなぁと
誰か宝物にゆうてあげて（笑）

宝物の記録会をみてて思ったんだが
いつもトップをとるヤツは決まっている。
仮に彼をトップ君と呼ぼう。

トップ君は何を何回泳いでもトップだ。
全種目、オールマイティにトップだ。

「大会新」だの「小学生記録」だの
何回かそういう放送をきいたが
そんなステキなお子様をもつ両親は、きっと鼻が高いことだろう。

めったに与えられることない栄誉、うだやましい。

結局二番は所詮二番だ。
何回やっても二番だ。
勝てない相手がいる以上、二番でも十番でも
負けは負けだ。


屈辱だ　あぁ屈辱だ　屈辱だ


もうエエやろ。
もう十分勉強になったやろ。
そろそろ本気で学校の勉強にとりかかったらどや？

学校教育はタダやぞ。
タダやし、やって損はない。


さて、トップ君だが、茶髪にパーマがかかって
男前になっていた。
おいおい、小学生からパーマかよ。

「あれはアカンやろ」と宝物にゆうと

「天然パーマかもわからんやん。」という。

「アホかあんなうまいこといく天パーがあるか
天パーゆうたら大泉さんか
お前みたいなスチールウールか
だいたい決まってんねや。

そうやなかったら、親が美容師で
ムリヤリ実験されたかじゃ。」


彼の住む街の美容院をネットで検索したら
ほんの数件だったので
おまけに地図までのっていたので
そのうち確かめに行きそうでこわい。


「お母さん、トップ君のストーカーになりそうでこわいわ。」

「・・・・・。」

ところで、水着姿が一番うつくしかったのは、わが宝物だ。
逆三角形の背中に、長い脚、小さくて綺麗な形の頭。
フォトジェニック賞があったら
うちの宝物が受賞したに違いない（コラコラ）


だからもうあきらめて、君は勉強に本腰をいれろ。


だってユニフォーム買えってゆうんだもん。
たかがジャージに三万円も払えるほど、
我が家は裕福じゃないんだよ。
とほほほ（涙）