お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

帰えらない子

2008年05月09日 12時59分27秒 | 河童闘魂宝物
夕方六時、宝物をスイミングスクールに送る途中
まだ遊んでいるガキどもを発見。

ここいらじゃ小学生は門限五時だぜ。

「あ、エエな。もう六時なのに・・」と宝物。

「あ、違った。可哀相な子らやなぁ~母さん。
あの子はいらん子なんやな、母さん。
こんな時間に家に戻ってなくても、怒られないなんて」


うちでは、「お前は大事な子どもやから、門限は守れ」
と教えてまぷ。

「でも、○○くん家は五時に戻らなくても、怒られへんで」と不服そうにいう子には

「可哀相やなぁ、○○くん。
○○くんは、愛されてないんやわ。
いらん子やから、帰ってこんでもエエと思われてるんとちゃうか?」とさらに押す。


河童の友達、Yちゃんは中学生の時、先輩と付き合っていた。
深夜、先輩に会うために出かけたYちゃんは
楽しいひとときを過ごした後、こっそりと家に戻った。
両親が寝静まってから出かけたので、楽勝だと思っていた。

ところがぎっちょんきりぎりす。

湯気が出そうな父母、祖母が彼女の帰りを待っていた。

「ここに座りなさい。」

そこからえんえんと続く説教。
やがて母は冷静にこうきいた。

「で、最後の一線は越えたんな?」

こわい!!
そんな聞きにくいことを、すっと聞くYちゃんママがこわい。

河童姫はおもしろそうに私に話すが
きいている私はドキドキしている。
っぅか、最後の一線を越えたかどうかなんて、知りたくねぇよ(涙)

「あれから、うちの母さん、私の事を化け物でも見る目でみるんや・・」とYちゃは愚痴るそうな。



うちの旦那は小学生の頃、よく家出をしていたらしい。
神社の境内とか、公園のドカンの中で一夜を明かしたと
自慢げに話す旦那だが、こんな悲しい話があるだろうか。

旦那は知らないと思うが、たいていの小学生は家出をしても
すぐに親に見つけてもらえる。
親たるモノ、子どもの行きそうな所ぐらい
把握できていて、当たり前だ。

ロクに探しもせず
「そうか・・ま、そのうち帰ってくるやろ。
明日も仕事やし、早く寝よ、父ちゃん。」と
寝てしまえる母親はそうはいない。

可哀相に旦那は「仕事」に負けた子どもだ。
親に探してもらえなかった子どもだ。


最近、痛ましい事件が続いている。
クラブ活動をおえ、自転車で帰宅途中に殺されていた事件なんて
一晩中探し回って、明け方、わが子の変わり果てた姿に遭遇したなんて
親として、耐えられない話だ。
身につまされる話だ。

死刑でいいんじゃないか、犯人。
ボクはそう思う。



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