お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

八丈島さん(仮名)

2008年05月27日 10時50分54秒 | ビバ!大人の世界
じゃーけー、じゃーけー言うとんのが
岡山じゃとおもうとったら、とんだ間違いじゃけぇー




というオープニングが浮かんでしまったので
まずはそれで。

だって朝から、犯人の実家がある岡山まで取材に行ってる
映像が流れてたから。
息子が殺人の容疑者で捕まっても、やはり洗濯はしなきゃだし
ご飯も作らなきゃだし、ホント、主婦の仕事にお休みはないだすな。


って相変わらず、変なトコで思考停止。


いやさ、昨日の朝、階段でしこたま頭を打ってしまい
そのまま忘れ、夜、お風呂で「なんで私はこんなに頭が痛いんだぁ~?」と思い出し。


おら、もうこのまんま死ぬかもしんねぇな。
と思ってたけど、生きてるよ。
朝五時から弁当作ったよ。


暗いよ。気持ち、暗いよ。


そうそう八丈島さんのことが書きたいんだった。

八丈島さんは、知的障害のある40代半ばのママさんだ。
一見ハーフかと思う、小麦色の肌
なかなか可愛い顔をしていた、10年前までは。

八丈島さんには障害のある長女と
普通以上に大きく育った次女がいた。
長女さんに政府からおりるお金を貯金して
娘の将来に役立てようとしている
普通のママさんだった。

ところが、以前の隣人で今は刑務所でお暮らしのママさんと知り合ってから、彼女の行動はかわった。
遊びに目覚めたのだ。

刑務所ママさんは、八丈島さんのお金をあてにして
八丈島さんはやっと出来た友達に喜んで
しばらくは楽しくやっていた。
八丈島さんのご主人が、貯金がなくなっていることに気づくまでは。

そこで、「銭の切れ目は、縁の切れ目」でんがな。
使えるお金がなくなると、刑務所ママさんは彼女を避けるようになった。

で、ひとり残された八丈島さんは、テレクラ遊びに・・


いや~昔の話でんなぁ。


やがて八丈島さんは、出奔。
二年後、かえってきた時は、臨月のおなかをかかえていた。


それでも八丈島パパは、生まれた子どもの面倒をよく見て
孫ほど年の離れた長男をとても可愛がっていた。


ところがあなた、一年前、八丈島パパはまだ50代の若さで、この世を去った。


危なっかしい彼女と子ども三人を残して。


障害がある長女は、施設へ。
健常者の次女は、親戚がひきとり、関西へ。
そして長男とふたり、今までどおりの場所で暮らしているという。


近所のおじいさんをお客さんにしながら。



こわいわぁ~。
八丈島さんとあんな事やこんな事をするなんて。

病気もらっても知りまへんで。
その年でパパにされても知りまへんで。


ホントになぁ~あの時刑務所ママに知り合わなければなぁ
八丈島パパも、もっと長生きできたんじゃないだろか。

こえぇな・・・