またぎさん家のご主人が、定年を前にして脱サラし
ごじゃれたカフェをやると言い出してから、はや数年。
現実のはこびとなる今年。
ようやくまたぎ家は心配しだした。
これまでうちの旦那が「修行にいってからでも遅くないのでは?」とか
旦那の知り合いの社長さんを呼んできて
準備の足りなさを指摘したにもかからわず
ノンキにかまえていたまたぎ家。
私ァてっきり、お金が余って余って仕方ないから
儲からなくてもいい店をやってみようかと言い出したのかと思っていた。
ところが、儲ける気でいるらしい(笑)
近所や仕事仲間、子供の友人関係
全てに宣伝しまくっているそうな。
三月に自分も仕事をやめて、開店準備をはじめると言っていたまたぎ姉さん。
でもその日が近づくにつれ、いろんな事に気づきはじめる。
旦那の退職金では、とうてい足りない店舗の建築費用。
開店資金。
いやいやお金の事より、お義兄さん自身の素養を考えろよと
私は思う。
年中他人を「お前はほっこやのぉ」と(ほっこ=バカ)見下していないと
気がすまないジャイアン体質。
思いっきりイケてない容姿。
酒でまぎらす精神面の弱さ。
大体さ~食べ物屋で働いた事もないのに
客商売ができると思ってるなんて
考え甘いわぁ~。
頭、ワルすぎやわぁ。
ようやく義姉も危機感をおぼえ
「どこかに一年ぐらい修行に行きなさいよ。
私は仕事をやめないで、その間、家計を支えるから・・」と言っているらしい。
でもすでにアチコチでいいふらしているので
ひっこみがつかず
義兄は80を越えた両親の心配の種となっているのだそうな。
「なんとか、やめさせてもらえないだろうか」と
うちの旦那はまたぎ家から期待されている。
お前ら、みんな他人頼りか。
貸し店舗とか移動車からはじめてみればいいのにねぇ。
被害が少なくてすむのにねぇ。
「他人に『馬鹿』だという人が『馬鹿』です。」
幼稚園の先生はそう言ってたよ、お義兄さん。
さ、どうする? お義兄さん。