十四からの手紙

通知表をもらってきた。

えぇえぇ、涙がとまらないほどの成績だ。
４と５ばっかりの闘魂ちゃんの通知表がなつかしい。

窓をあけて三階の廊下から

「うちはなぁ～アホとちゃうねんでぇ～
この子がアホやからゆうて、うちまでアホやと思わんといてなぁ～」
と叫びたい衝動にかられる。

「成績以外はなんの問題もありません！」を再び連打され
くらくらしてきた。

最後に、先生は一通の封筒を渡してくれた。

「あの手紙への、子供たちが書いた返事です。」

ナント！！　あのサプライズ企画にはこんな目玉が残ってたのだ。

以下、全文そのまま。


手紙を読んでの感想は、なっとくできる手紙でした。
同じ文が何回もでてきたり、変なことが書いてあったり、パソコンで書いてあったりしたけれど、
とても良い手紙でした。
自分にも子供ができて、同じような機会に手紙を書くなら、
オカンが書いたようなおもしろくて、なっとくできる手紙を書けるようにしたいです。

手紙をありがとう




・・・この程度の日本語能力で、お父さんになれると思っている所が人生を舐めてる。


こんなアホに誰がした？

うちがした。