純粋培養

午前９時３分、めずらしく闘魂ちゃん用の曲で、携帯が鳴る。
いやん、なにか悪いことでも起こったのかしら。。

「なに？」

「お母さん・・・どうしよ・・・・今、起きた。」

「は？」

「今、起きたの私。
一番大事な授業に、遅刻した。。。
もうはじまってるの。。。」

「・・・・・・・。」

「病欠する時もね、最低30分前までに届け出なさいと言われてるの。。。」




さ、皆さん、ご一緒に


・・・・・・知らんがな。


「あのな。」

「うん？」

「はよ、行きぃ。」

「だってぇ・・・・今、起きたばっかりなんやもん。。。。」


再び。


・・・知らんがな。



生まれてはじめて遅刻した闘魂ちゃんは、パニック状態。


なんでそんな時に私に電話する。
ちょっと幼すぎるんじゃないか。


お前の一番の友だちの『ちゃらのさん』は、
お酒がすぎて、起きられず
朝の授業は出てないって、ゆってたよね？？

あれぐらいのふてぶてしさを持てよ、君。


結局、お叱りだけですんで、この遅刻が単位取得にも影響しないと
先生が説明してくれたというんだから
闘魂ちゃんの慌てぶりを想像できよう。


しかし・・・大丈夫なのか？あんなコドモで。
「大丈夫かい？闘魂ちゃん」というカテゴリーを作った方がよいのではないだろうか。(そんな問題？)

何故起きられなかったかというと、予習やら課題やら
深夜二時ぐらいまで、連日勉強しているからだという。


ま、酒のんでても勉強してても、遅刻は遅刻。

さて、次回は『ちゃらのさん』の話題でいきたい。



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