お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

ちゃらのさん

2010年06月08日 20時12分55秒 | 河童闘魂宝物
彼女と闘魂ちゃんは、中学校からの仲よし。
中高とバスケで闘ってきた、戦友だ。

彼女が三人姉妹の真ん中で、闘魂ちゃんは三人兄弟の真ん中で
どちらも兄弟内で一番成績の良い子だった。

隣が祖父母の家ということで、ちゃらのさんは
さぬきっ子エキスたっぷりに育つ。

時間が守れない。親を大切にしない。祖父母に小遣いをせびる。

中学の遠征時、公衆電話から迎えを頼んでくるのだが
闘魂ちゃんは「お母さん、お迎えにきて下さい。」という。

彼女はこれが気に入らないという。
親に敬語をつかうなんておかしい、という理屈だ。

「『迎えにきて!』でエエやん!」と、強制した。
その通りにした闘魂ちゃんは、もちろんあとで、たっぷり私にお説教されたワケなんだが。


遅刻は多いが、おおむね真面目に生活していたちゃらのさんだったが
学校推薦で大学が決まってからは、タガが外れた。

パーマかけるわ、ピアスあけるわ、化粧はするわ。

そんな高校生は絶対NGの、きびしい学校なんだけどね。

もちろん担任の先生に、しこたま怒られるが

彼女は・・反抗する(笑)



彼女の家は、一家そろって自転車で、居酒屋に行く。
お父さんもお母さんもお姉ちゃんも、高校生だったちゃらのさんも
酒を呑む。

彼女は家でも酒を呑む。
二日酔いの身体をおして、期末テストを受けた。


大学の入学式の前夜。
ひとりで起きる自信がなかったのか、
ちゃらのさんは闘魂ちゃんとこで、泊まった。

お客さん用の布団がないからと、断る闘魂ちゃんに
「どこででも寝れるから・・」と言ってカーペットの上で寝ようとした。

寂しかったのかなぁ・・・・


あれから二カ月。

ちゃらのさんは、サークルの先輩とデキ、同棲している。
相手が帰らないのだという。

相変わらず酒席が大好きで
酒が過ぎて、午前中には起きられない。


・・・絵にかいたようですな。


ちゃらのさんは、昔、本名で呼ばれていたが
あまりのちゃらい格好ゆえ、最近では『ちゃらのさん』と呼ばれている。


・・・・楽しみだね(ぴーす♪)