いた！いたたた

試合中、怪我人が出て一時中断。

担架で運ばれてくる人をみたら‥
やっぱ宝物だよ。

お前、何やってんの？

私達の目の前に寝かされた宝物。
すごい勢いで汗やら涙やら吹き出している。

すげぇ痛そ。

こりゃ救急車だな‥と思った。


ところがさベイビー
救急車、よんでくれないんだぜ！

呼ぶと時間がかかるから、自分達で連れてけってさ。


は～？何それ
都会って、いつもこんな感じなの？


病院も、レントゲンに応急処置。

「すぐに手術した方がいいですよ～」で帰される。

仕方がないので、以前手術した病院へ。


そこでも
「すぐに手術した方がいいですよ～」といいつつ、順番待ちで手術は5日後となった。


え～
骨折って、どこもこんな扱いなの～？
テレビでやってるのと全然ちがうやん。

で、手術したんだけどさ。

靭帯だっけ？
それを縫って、プレートを入れたんだって。

で、今。

いたたたた～ なワケよ。


筋肉が立派な分だけ、プレートも大きくなり、縫う範囲も広くなるから
人一倍痛いんだってさ。

ウケる～

ものもらいで大騒ぎしたコだからね
もうそりゃ大変さ。

自業自得だから、仕方ないやね。

誰かの脚が乗っかってきたからだって宝物は言うが
それは違うな。

お前が脚を引っ込めるのが遅かったんだよ。

思えば今まで。

誰もインターセプトしてこないコースの中を、泳いでいたワケさ。
水泳じゃ、故障はあっても怪我はないからさ。
敵は自分で。

ところが、今回は
肉弾戦の中で四方から倒されるワケさ。

小さい頃からボールひとつを追いかけてたコ達は、脚を引くタイミングを会得してると思う。

そういうカンを養ってきたんだと思う。

そーゆー人達しか生き残れまへん。
アンタ完全に出遅れてるわ、宝物。


4月、5月、6月と入院者を出した我が家では、旦那が、お祓いしてもらおうといい出した。

う‥‥