お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

カクテイ申告

2017年03月08日 16時31分55秒 | 近況
昨年実家が売れた。
売れたら確定申告をせねばならない。

気楽〜に税務署に行った。
売買した契約書、領収書があれば楽勝だろうと思ってた。

ところがぎっちょんキリギリス。

父が実家を手に入れた時の購入代金がわからなければいけないらしい。

はァ〜?!
40年以上も前なんですけど??

ないよ、契約書なんか。
わかるわけないやん40年もたってるんやで。
文書て40年も保管しなきゃならないんだっけ??

とにかく調べてきて下さい、と帰された。


妹に連絡してみた。
なにせ妹と権利は二分の一づつなので
妹と同じ金額にせねばならない。

どうしよう‥と、妹に言ってみた。
でもなんの解決策もないのな。

で、思い出したのが母の話。

九州からヘッドハンティングされた父のために
会社が用意してくれた新築一戸建て、それが実家。
社宅だったが、その後、買い取ったらしい。

ならばその会社に売買契約書が保管してあるかも??
でも40年以上前だしな‥。
その後10年ほどで父は退社した。

でもなー思いついたことはやっとかないと後悔するしなー。

で、ダメ元で父のかつての勤務先にメールを書いてみた。
その後、いたずらと間違われても困るので、電話もしてみた。

何から言えばいいかわからないが、とにかく自己紹介からはじめてみた。

「私は40年以上前、そちらで勤務していたアランドロンの娘です。」

言うワケないやん、アランドロンて。
そこはモチロン本名を。

「40年も前の契約書はありません。」

「そうですよねー。
ホントに厚かましいお願いで申し訳ありません。」

ま、それが普通。

「お父様のお名前、私、おぼえてます。
私は入社した直後でしたが、おぼえてます。」

ホンマか嘘か知らんけど、おぼえてはるみたい。

「ありがとうございます。」

当時の話をいろいろした。


ホントにこんな図々しい電話なのに
入社40年以上というその女性は
優しく事情を聞いてくれた。

「じゃあ、探してみます。」とまで、言ってくれた。

つづく