そして私は妄想クィーン

この間、レンタル屋の駐車場から、車で道にでようとしたら
歩道を走ってくる自転車をみた。

１台は、50代くらいのご婦人で、私の車の後ろをとおった。
もう１台は70代くらいの白髪のご婦人で、車の運転席めがけて突進してきた。
なんの迷いもなく。

もしかして、自転車を止める力がないのか？

と思ったら、その白髪の婆さんは大声で叫んだ。

「バックしな！バック！！」

私の車をバンバン叩きながら、そう言った。
一瞬、脳裏をかすめるじゅん子姉さん。

「ボディにしな！ボディに・・」



・・・・・・・すげぇ。



私は口あんぐりのまま、車をバックさせた。



私が悪いんだから、仕方ないか・・と思ったが

歩道を自転車が爆走しているのも、違反じゃね？
普通、自転車は車道を走らなければいけないのでは？？


しかし、オモシロイ。
元気な婆さんだ。

家族にもそんな態度でガンガンに怒っている婆さんが目に浮かぶ。
そしてある日、婆さんは今と同じような場面にまた出くわす。

ところが今度は、相手が血も涙もない、
誰かを殺したがっている青少年だったりする。


トンデヒニイルナツノムシ


婆さんは路上に血まみれで倒れ、その上を車がひいていく・・




ぐははははは



そんな妄想にかられる。




或いは、しつこい押し売りを
追い払うおうとする婆さん。

すると押し売りは売り物のロープで
婆さんの首を思いっきりぐぃーと・・・・・



ぐはははは


妄想は楽しい。
しかし、押し売りって・・みた事ねぇな。



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