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沖縄県 地震被害想定公表 全壊2万戸超

2010-10-16 | 地震リスク
沖縄県は14日に「沖縄県地震被害想定調査」を公表した。今年3月に取りまとめられたもので、沖縄本島に直下地震が発生した場合には建物の全壊が2万戸を超えると予想されている。

本報告書には、沖縄の各地域、離島で被害が想定されるマグニチュード6.9から7.9規模の14地震をもとに、人的・物的被害を想定しその結果を公表した。

最大の被害となる「沖縄本島直下プレート内地震」は、本当の大部分と慶良間列島で震度6弱の揺れに見舞われ、糸満市、うるま市、西原町で最大震度6強が予想され、建物の被害は全半壊合計で7万戸を超え、火災は133件、死者約500人、重軽症者5万7千人超と想定されている。

総務省の「平成20年住宅・土地統計調査」によると、沖縄県の持ち家住宅総数は49万戸、そのうち昭和55年以前に建築された住宅が15万戸あり、耐震診断をしたことがない戸数はほぼ全戸と耐震性があるかどうか調査不明のままだ。

<沖縄県 地震被害想定>
http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/22850/hyosi-mokuji.pdf