茨城県北部で震度5弱
地下鉄ストップ、そこに大津波警報… 横浜で避難訓練(朝日新聞) - goo ニュース
東日本大震災での東京湾津波襲来を受けて、首都圏での津波対策が抜本的に見直される方向だ。
これまで、東京湾には大津波は襲来しないとの定説が広まっていた。近い将来発生が懸念される首都直下地震では、津波の発生は予測されていない。また、過去の関東を襲った巨大地震の元禄地震(1703年)と関東地震(1923年)では2m以下の津波が襲来したことが、東京湾には津波がきても大丈夫なように間違った知識として定着している。
千葉県、東京都、神奈川県の沿岸部は埋立地も含めオフィス、住宅、商業地帯、工業地帯が混在した地域。特に、東京都は中央区、港区、千代田区の日本を代表するビジネスの中心地。日本有史以来、東京湾を襲った大津波は歴史に刻まれていないが、今回の東日本大震災を教訓に巨大地震の数十年から千年・万年単位での周期性から有史以前に大津波が襲来した可能性も否定できない。
首都圏を張り巡らす鉄道、地下鉄ではこれまで浸水対策はゲリラ雷雨や台風などの雨量を中心にした対策だった。大津波を想定した対策が東日本大震災を教訓に急務となっている。
<首都圏の地下鉄道の浸水防止対策協議会>