地震活動期に入った日本列島、しかし、過去の教訓は時間とともに薄れ、次世代へ教訓が確実に伝わらない現状だ。最近のニュースをみても政権与党のお家騒動や東日本大震災により重大な事故を起こした東京電力福島第一原発を風化させるような日本の原子力再稼動問題など喉もと過ぎれば経済重視の発想しかない現状だ。
次期巨大地震や大津波、噴火は確実に迫っており、ある本のタイトルどおり「大地動乱の時代」に突入したことは確かだ。各方面の分野で今後の起こりえる自然災害に少しでも被害が起こらないように研究開発していく必要がある。以前にも提言した教育分野でのたとえば防災経済学や防災工学等の設立が必要だ。