1593年前の416年8月23日、我が国歴史上初の記録がされた地震が発生したとされる。この記録は奈良時代に書かれた歴史書の日本書記に記されている。大和(遠飛鳥宮付近)で発生したとされ近畿地方の地震だ。
<京都市市民防災センター>
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/bousai_s/html/history/fhistory2.html
<京都大学防災研究所地震予知研究センター 近畿地方周辺の歴史地震>
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/main/eqinfo/Historical.html
日本は地震の活動期に入ったとされ、今世紀には南海トラフ巨大地震をはじめ、首都圏での直下地震、前後にあらわれるM6級からM7級内陸地震に真剣に備える必要がある。地震により尊い人命を失ってはならない。住宅、学校等の建築物の耐震化、免震化等は経済損失を縮小する減災効果がある。今の地震災害補償制度は国・地方の財政力に限界があり期待できない。
<参考 防災科学研究所 地震の基礎知識 地震の周期性と活動期・静穏期>