散策するだけで息が上がるようになってしまった。張り合いがない。昼前の田圃での備中鍬も休憩が多くなる。ただし、なにくその気もあり、今夕も定コースとなった南東にある生コン社を目指しccw.コースを巡る1hr弱。ccw.とはカウンター・クロック・ワイズで反時計回り(左回り)であり、右時計回りがcw.。40年ほど前にほぼ一人で担当したEPMA(電子線マイクロ・アナライザー)の波高分析が分かり難く、島津から(確か)S井さんに来ていただいた折に、バーニアをcw.に回してと説明されたのが分からなかった。笑いながら「電気屋のじょうしきでっせ、cw.」と教えてくだすったのが懐かしい。以後、自己メモで(c)cw.を使っている。
散策に戻そう。コースは関西線の白子踏切を跨ぐが、白子は隣の鈴鹿市白子町で伊勢湾に面する。最初、なぜ離れた亀山市に白子が と思ったものだが、すぐに分かった。コースに近く、旧R-1を挟んんで踏切の100mほど西側に旧東海道の立派な江戸期の道標が立っている。そこには是より神戸・白子・若松道 と彫られてある(市教委の案内板のとおり)。
遠来の東海道を散策する人々を見かけることも多いが、ちがう意味で身近な道標の一つを観るのが愉しい。1kmほど北方の別コースでは関西線の2つ並んだ小さな通過橋を潜り抜けるが、列車が走るのは西側で一部レンガ造りの東側は待避線であることも散策で知った。こんなこともあり、散策も愉しいのです。
夕刻6時前の帰宅でしたが、その頃でも鈴鹿の山々が望めるほど明るくなって春が近いです。いや、もぉ春だな。左側に野登山、右端近くが鎌が岳。