欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『傾斜が30度以上あれば、どこでも、崖崩れが起こる!』

2015年09月03日 13時25分59秒 | 建築のうんちく

  

 

『怖い崖崩れは、どこででも起きる可能性がある!』

 

誰でも、幼い時に、『砂山』を作った経験があると思います。

サラサラの砂を、ゆっくり落として行き、山を作ると、どの砂山も

傾斜が30度くらいになったはずです!

 

 

この角度は、土木の世界では、非常に重要なのです!

 

 

だいたい、30度の緩い傾斜では、崖崩れは起きないからです。

もし、45度の傾斜がある崖なら、いつ、崩れてもおかしくありません。

 

 

写真の崖は、崩れていますね。

この崖の傾斜は、だいたい、65度です。

こんな崖、日本中にあると思います。

 

 

亡くなった父から相続した土地が、こんな崖の真下の土地でした。

結局、危険で、何の価値も無い土地と知り、がっかりしたのを覚えています。

 

 

崖の上の土地も下の土地も、買ってはいけません!

コンクリートで固めてあっても、危険な事にかわりは無いのです。

 


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