『怖い崖崩れは、どこででも起きる可能性がある!』
誰でも、幼い時に、『砂山』を作った経験があると思います。
サラサラの砂を、ゆっくり落として行き、山を作ると、どの砂山も
傾斜が30度くらいになったはずです!
この角度は、土木の世界では、非常に重要なのです!
だいたい、30度の緩い傾斜では、崖崩れは起きないからです。
もし、45度の傾斜がある崖なら、いつ、崩れてもおかしくありません。
写真の崖は、崩れていますね。
この崖の傾斜は、だいたい、65度です。
こんな崖、日本中にあると思います。
亡くなった父から相続した土地が、こんな崖の真下の土地でした。
結局、危険で、何の価値も無い土地と知り、がっかりしたのを覚えています。
崖の上の土地も下の土地も、買ってはいけません!
コンクリートで固めてあっても、危険な事にかわりは無いのです。