欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

ワザと欠陥工事をする!

2013年08月23日 09時17分22秒 | 建築家(建築士)に用心



『多くの欠陥建築は、ワザとつくられていた!』



本当に、「欠陥建築バスターズ」は皆さんに支えられて、日本を代表する「建物調査会社」

に成長する事が、出来ました。本当に、有り難う御座います。



さて、今回は、皆様から頂く多くのご質問の中から、「どうして、欠陥建築は、無くならない

のでしょうか?」と、言う疑問にお答えしたいと、思います。




…私達「欠陥建築バスターズ」が調査した「欠陥建築」の原因は、以下の通りです!



1. 職人のミスによる施工。(うっかりミス。)

2. 職人の技術不足による不具合。(へたくそな工事。)

3. 職人の知識不足による誤った施工。(職人の無知。)

4. 建築士が間違った設計をした為。(うっかりミス。)

5. 建築士がワザと欠陥設計をした為。

6. 職人が、建築士や施工業者を困らせようと、ワザと欠陥工事をする。



1~6は、件数が多い順に並べてあります。

この中で、特に問題なのが、5と6の事例です!

しかも、この5と6は、年々件数が多くなって来ています。




…では、なぜ、「ワザと欠陥をつくる。」必要があるのでしょうか?

その答えは、「金銭的不満」や、「人間関係の不満」からです。




…実際にあったケースでご説明致します。…

ある施主さんが、建設会社にビルの建築を依頼しました。この建設会社は、利益をあげる為に、

下請けの職人に、不当に安い金額で請負わせました。


当然、下請けの職人としては、面白くないので、ワザと配管の中にセメントや砂を入れ、流れ

にくい状態にして工事を完成させて居ました。




…また、こんな怪しからん事例もありました。…

設計を担当した建築士が、施主から設計の不備を注意され、その、腹いせに、考えられる限り

の欠陥設計をし、危険な継ぎ梁をしたり、基礎の鉄筋を入れない等の、嫌がらせをしたと言う

事例もありました。




この様な事例は、従来ですと、すぐに裁判にしてしまって、その真相が闇の中だったのですが、

我々、「欠陥建築バスターズ」では、裁判にせず、「探偵業」で培われた自慢の調査力で調査

したので、わかった事です。(普通は、まず裏の事実を解明できないでしょう。)




皆さんは、「こんな事例は、特殊な事だ!」と、思われるでしょうが、ものすごい多い事例で

あります。




「職人」や「建築士」の中で、悪い事をするのは、ほんの一部だと、思われる方が多いと思い

ますが、私に言わせれば、「信用できる職人や建築士は、一人か二人しか居ない。」と、言う

のが真実です。





…本日の「まとめ」です!


『欠陥工事は、安い工事を強いられたり、人間関係のいざこざから、ワザとつくられる!』

『裁判を起こすと、本当の原因は隠され、全て、闇の中に隠されてしまう!』

『職人や建築士のほとんどは、信用してはいけない!』




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