欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

病院の幽霊とガチンコ!!

2013年08月13日 09時06分19秒 | 調査日誌




『病院に現れた幽霊…しかし、それは意外な欠陥のサインだった!』



…それは…暑い夏の午後でした。…

私は、横浜市内某所の大きな病院に、特殊な欠陥の調査に訪れた時の

お話です…



実は、ある病院から、「うちの病院には夜な夜な幽霊が出て困ってます!」

と言う、ご相談がありました。



…私は、その病院の職員が、何か勘違いしてるのかと思い…

「私たちは、欠陥建築バスターズです。ゴーストバスターズではありませんが…」



すると、病院側は、

「私たちは、幽霊なんて信じていません。」

「職員が、幻覚を見るのは、きっと、建物の構造に何か欠陥があるからだと思います。」





…そんな訳で、ちょっと、薄気味悪い(いや!めっちゃ気持ち悪い!)

調査を敢行したのでした。





幽霊が現れる場所は、その病院の霊安室の隣の、職員用シャワールームでした。

扉を開けると、そこには、要らなくなった机や椅子、それに、壊れた

ストレッチャー(車輪付のベッド)が、無造作に置かれ、何故か、段ボール箱

に入れられた10着ほどの、血の付いた手術着まで置いてあります。



…職員(主にナース)が夜中にシャワーを浴びて居ると、隣の「霊安室」からコンクリート

の壁を通り抜けて、この病院で亡くなった「患者さん」が、シャワー室に入って来て、

体に触ると、ナース達が訴えてきました。



その幽霊が、毎回、壁を通り抜ける場所は、壁が人がたに黒ずんでしまい、何回

掃除しても、「長い黒髪の女性の人がた」に黒く浮かび上がるのだそうです。



…結局、病院の職員が、怖がってしまい、誰も「シャワー室」を使わなくなった

ので、今は、物置状態になって居るとの事でした。




そこで、壁の「黒い人の陰」を検証してみる事にしました!

その「黒い人の陰」は、丁度、身長150センチ位の髪の長い女性の、シルエット

みたいに見えます。



近くに寄ってみると、どうやら、黒い物質は、「黒カビ」の様です!



更に、触ってみると、少し、湿っています。



…結局、これは、調査の結果、壁の中に埋込まれた水道管が漏水して、しみ出し、

その湿った「壁面」に「黒カビ」は生えたものと判明しました。

だから、何回、掃除しても、「黒い黒髪の女性のシルエット」が消えなかった

訳です。




これで、「一件落着」と、言いたい所ですが、幽霊が入浴中のナースの体を

触ると言う話は、解明できて居ないのです。

この幻覚?の原因は、病院で使用する放射性物質(ラジオアイソトープ)が、

関与しているのではないかとも、思いましたが、ガイガーカウンターも正常な

値を示していました。




当初、「幽霊」が「ナース」の体を触ると言うので、痴漢みたいに触るのかと

思いましたら、正面からしがみつく様に、「ガッツリ」抱きついて来るそうです。


『私は、まだ死んでいません。どうか、助けてください!』

…そんな表情で、悲しい目をして訴えて来るそうです。



この病院では、この様な「霊現象」意外にも、無人の病室から「ナースコール」が、

あったり、無人の「電動車いす」が、急に走り出したりするそうです!




私に連絡をくれた病院の「労働組合」は、当然左翼で「唯物主義論者」ですから、

「霊魂の存在なんてあり得ない!」と、主張するでしょう。


しかし、「霊魂」が無いと仮定した方が、「矛盾」が多いです!




私は、「霊魂」が存在すると、前から考えていますし、様々な「霊現象」も、

体験して来ています。




「霊魂」と、直接会話出来なくとも、彼らの「悲しい気持ち」「無念な気持ち」

を少しでも、理解してあげる優しさも必要だと思います。




「霊魂」は、我々の肉体を離れた、「心」そのものだと思うのです!



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