え~、ここのお寺もわずかな雨でしたが、
もう納経時には傘を
差した方がいいでしょう。
詣出の白装束が
ゴアテックスでできているなら、
傘はいらないでしょうが、
まあそんな衣装はないでしょう。
いやもしかしたら錦札を持つ
超先達さんクラスなら
もしかしたら持っているかもですねえ。
doironはしっかり傘を着て
お参りしておきました。
そうそうこの寺の近くで、
こういう道案内を見ました。
へんろみち保存協力会の道標です。
山の中の道なんかの草刈りなんかも
積極的に行っているそうで、
さりげなく遍路をしている
我々にはわからないけど、
いろんな面で地元の人たちには
助けられているんでしょうねえ。
さあ、では今回の遍路も
残りは1寺となりました。
雨の中、バスに揺られて
めぐっていきましょう。
目指すのは56番「泰山寺」です。
この寺は、この地域の皮が
よく水害を起こすので
そのための祈願をした
弘法大師の開基といわれています。
確かに、駐車場に車を止めて
ゾロゾロとこのお寺のほうに
向かっていきますと、
りっぱな石垣が見えてきますね、
これが当時空海が地元の人たちを
導いて作ったもので、
この地方の水害その物を
収めていったという
実績があるそうです。
この石垣と寺の様子を
ここでは絵にしておきましょう。
こじんまりしたお寺で、
狭い太子堂では
他の団体さんともぶつかって大変でしたね。
こんな時には読経の順番を変えて、
お参りが重ならないように
しないといけません。
重なったりしたら、
お経がタタでさえ
ややこしいのに
くちゃくちゃになりますよねえ。
残念ながら若い人たちの
グループなんかは気にせず
かぶせてくるのもいますけど、
まあその辺はツアーだったり
するとちゃんとわきまえて
やっているようです。
今回の詣での中で
一番の雨の中でのお参りでした。
ろうそく、線香をつけるのも
なかなか火がつかなくて、
皆さんろうそく台や
線香の周りに固まってましたね。
doironはこんな時のためにと、
バーナー状態で強い風の時でも
いけるというミニライターを購入し
持ってきているので
平気なんですけどね。
何回かのへんろの中で、
いるものなんかも
少しずつそろえてきています。
さあ、最後のお参りを
ちゃんとしていきましょう。
ここまでのお寺のすべての本堂、
太子堂で、やらねばならないことは
すべて行っています。
このまま八十八寺まで
きちんと済ませたいものですね。
さあ、これで今回の9寺の
お参りはすべて終わりました。
あとは雨の中ですが、
バスに揺られて帰っていきましょう。
皆さんの顔もほっとしているようですね。
バスの中で最後に読経を1回
行ってまあこれですべて終了です。
ガイドさんが
「え~、ここから昼食場所に向かいますが、
二時間ほどかかるので
しっかりトイレを済ませておいてください。
そしてもうお遍路も終わりですから、
昼食時には泡の出るものを
いただいてもらってもいいですよ」とのこと。
「ハイハイ。ありがとうございます」
ここで昼食です。
こんなお弁当をいただきました。
首Dさんととりあえず乾杯!
でもねえまた次の休憩所まで
2時間ほどバスなので、
乗車前にはしっかりと絞り出すように
トイレで頑張っておきました。
まあ、この後はたぶん熟睡となるので
大丈夫なんですけどね。
淡路の休憩所で最後の休憩をし、
大阪に着いたのが午後6時くらいかな。
前日に横峰寺に行ってなかったら
9時くらいになるそうですので、
まあなんとか遅刻したけど救われましたね。
額縁もここまでそろいました。
次回は11月末になります。
今度は遅刻しないで
ちゃんといかないとね。
ん~、これも我々の修行の
一つかもしれませんね。
とりあえず、今回はこれでおしまいです。